HC-110 VS Pyrocat HD
Camera : Super Ikonta six, lens : Opton Tessar 75mm F3.5, Film : Tmax 400, EI=100 HC-110
最近Pyrocat HDを調合して白黒の現像をしておりますが、家族の冷たい目線が恐くて、アンモニア系のアルカリ定着液が使えません。その為毎回、単ハイポ定着液かアルカリ剤を入れたハイポ系定着液を調合して使う必要があります。
まだ、始めたばっかりでデータも何もそろって無いので、しばらくは意地で続けるかも知れませんが、そのうち面倒くさくなってPyrocat HDは使わなくなるかもしれません。
そして戻るところはHC-110を使った現像です。この現像液は白黒フィルムの現像を始めた時に一瓶買ったのですが、まだかなり残っているし、劣化する気配もありません。そして、この現像液なら定着液に保存してあるスーパーフジフィックスが使えるのです。
一見共通点が無いように見えるこの二つの現像液ですが、実は「原液が長持ちする」というところが同じで、この点が私の現像液選びの決め手なのです。
なにせ一週間に一本現像するかしないかの、超零細現像作業なのでD76とかTmax現像液は効率が悪いのです。そんな状況で定着液を毎回調合する作業など、本末転倒もはなはだしいのですが、今のところちょっとPyrocat HDが面白いので続けております。
実は、私は白黒ネガをデジタルの中間媒体くらいに考えて現像していたのですが、機会があれば実際のプリントをして、ネガを決めていったほうが良いかも知れませんね。
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コメント
110って、メコンの水で現像できると言われていますね。
長く使っていたのですが、現像の押しが利かなくて、暗いとこ撮影派のオイラとしては、何とも歯がゆい現像液なのです。
投稿: 會津 | 2007年11月11日 (日) 23時25分
會津 さま今晩は。
HC-110ってまさしく、そんな感じの現像液ですね。
私はとりあえず、一瓶がなくなるまでいろんな使い方をして
みようかな、と思っております。
投稿: kk | 2007年11月12日 (月) 22時29分