南瓜が輝く頃
Camera : Hasselblad 500C/M, Lens : Planar 100mm F3.5 CT*, Film : Tmax 400, EI=100
街を彩る季節のディスプレーの中で、ハロウィンは最も好きなものの一つです。別に魔女とかお化けが好きなわけではなく、南瓜が好きなのです。
よく、ディスプレーで飾られるオレンジ色の大きな南瓜は、南瓜の大きさや形を競うコンテスト用に育成されたもので、食用にはあまり向かないもののようですが、収穫の喜び、とか、大地の恵み、等という雰囲気があっていいなぁ、と思います。
食用でない切花も、人の心を癒してくれる作物として、立派な農作物なのですから、この南瓜も同じように、人の心を豊かにしてくれる農作物です。気合を入れて大きく立派な、しかし食えない南瓜を作る農家にエールを送ります。
そんなディスプレー用の南瓜ではなく、飾り気の無い、普通の小さな食用の南瓜も、この時期はとても美しく栄えます。むしろ、「大地の恵み」の感じはこちらの方が上です。なんだかんだ言っても、美味しそうに見える南瓜に勝るものは無いのです。
特に秋の黄色い西日をあびた姿は、商店街で見ても、畑で見ても美しいなぁ。
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