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2007年10月30日 (火)

南瓜が輝く頃

20071021_1_w Camera : Hasselblad 500C/M, Lens : Planar 100mm F3.5 CT*, Film : Tmax 400, EI=100

街を彩る季節のディスプレーの中で、ハロウィンは最も好きなものの一つです。別に魔女とかお化けが好きなわけではなく、南瓜が好きなのです。

よく、ディスプレーで飾られるオレンジ色の大きな南瓜は、南瓜の大きさや形を競うコンテスト用に育成されたもので、食用にはあまり向かないもののようですが、収穫の喜び、とか、大地の恵み、等という雰囲気があっていいなぁ、と思います。

食用でない切花も、人の心を癒してくれる作物として、立派な農作物なのですから、この南瓜も同じように、人の心を豊かにしてくれる農作物です。気合を入れて大きく立派な、しかし食えない南瓜を作る農家にエールを送ります。

そんなディスプレー用の南瓜ではなく、飾り気の無い、普通の小さな食用の南瓜も、この時期はとても美しく栄えます。むしろ、「大地の恵み」の感じはこちらの方が上です。なんだかんだ言っても、美味しそうに見える南瓜に勝るものは無いのです。

特に秋の黄色い西日をあびた姿は、商店街で見ても、畑で見ても美しいなぁ。

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2007年10月28日 (日)

Trick or Treat

Img_0387_w Camera : Canon EOS 5D, Lens :EF24-105 F4L

横浜の山手では10月の最終日曜日にハロウィンのイベントがあります。これは何時ぐらいから始まったのか良くわかりませんが、ご近所の小規模なパーティーを含めるとかなり昔からあるイベントになります。

このイベントも、自分の子供が友達に招待されて参加していた頃は、何となく気に入らなかったのですが、最近は無条件に、仮装しているちびっ子達が可愛くて、見に行きたいと思うようになりました。

Img_0404_w1 子供って不思議なもので、たとえどんな仮装をしていても、その仮装を簡単に着こなしてしまうのですね。ハロウィンの仮装では、みんなチョイ悪な格好に仮装するのですが、どんな子供でもそれが良く似合うのです。

よく、あの子供、イタイお母さんにあんな格好させられて....なんて世の他の母親は言ったりしますが、それは単に色眼鏡で物をみているだけで、実は、子供達は可愛く着こなして、その世界を楽しんでいるのです。

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2007年10月27日 (土)

海が見えた

Img_0362_w Camera : Canon EOS 5D, Lens EF24-105 F4L 

海の側を走っている江ノ電でも、窓から海が見える区間は限られております。だから、実際に窓から海が見え始めると、車内の様子が変ります。

海、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!という感じです。

車窓から海が見える、ただそれだけのことですが、どういう訳か海が見えそうになると、人の期待は高まります。海を見ることは人間にとって特別のことなのかも知れません。

これは、通勤通学で海が見える路線を毎日使っている人にとっても同じことで、ボックスシートのある通勤列車では、海側の席からうまって行きます。

私も、昔、海が見える路線の列車で通学したことがありました。もちろん海側の席に座って、毎日飽きもせず海を見て通学しておりました。

友達が少なかった、だけのことかもしれませんが。

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2007年10月25日 (木)

ゆりかもめに乗った日

R0010642_w Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4

レンタルビデオでドリームガールズを見てから、どうしてもこの映画を映画館で見たいものだと思っていたところ、豊洲で今週上映していることを知り、見に行く事にしました。

ゆりかもめにも乗れるし。

R0010660_w 私、この沿線でお仕事をしているので、ゆりかもめは毎日見ているのですが、乗ったことがなかったのです。

R0010673_w 乗ってみたら、正直、面白いです。景色いいです。やみつきになりそうです。

実は、私、日中嫌な事があった時には、気分転換に京浜急行の快速特急にわざわざ乗って帰るオヤジだったのですが、これからはゆりかもめもオプションに入れよう。

京浜急行の快速特急に乗るって言っても、植草るのが目的では決してありません、当たり前ですけど..。

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2007年10月21日 (日)

学校帰りには買い食いを

20071013perl3_w Camera : Pearl 3, Lens : Hexsar 75mm F3.5, Film : Tmax400

学校帰りの男の子達が、カップ麺を食べながら、ぼそぼそと話し合っているような、ボーっとしているような、そんな感じで川っぺりに座っておりました。

話し合っていたとしても、大したことではありません。昨日のテレビの話とか、野球かサッカーか、あるいはプロレスの試合の話だとか。たとえ相手が語っている間ボーっとしていても、大して影響ないような事ばかりです。

時代は変わっても、男の子のする事は変らないですね。私もそうでした。

食っているものすら、変ってないなぁ。

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2007年10月20日 (土)

チューベローズの切花

Img_0197_w Camera : canon EOS 5D, Lens : Zuiko Macro 50mm F2

先週末、おそらくこれが今年最後の開花となるチューベローズが咲いたので切花にしました。チューベローズは、球根を3月にポットに植えて室内で芽掻きをしながら育てると夏に一斉に開花しますが、今年は怠けて放置したので、かなりの分球がおこり、開花に適さないサイズの株が多かったのですが、夏からの高温が幸いして小さな株も生育がすすみ、今頃開花する株が出てきたのです。

これが確実に再現できれば、チューベローズは今くらいに咲かせたい花です。なにより花の香りが冴え渡ります。
この花の香りは、蒼い月夜と最高の相性をもっておりますが、同じ月夜でも湿度と気温が高いと強い香りは今ひとつ冴えが足りません。

以前、この花を切花で買ってみたところあまり花持ちが良くなかったので、今回は慎重に最後の一輪を切花にしてみました。

実際に切花にしてみると、何てことは無く普通に水を吸います。そして毎日一輪か二輪ずつ下の方から開花して行きます。ただし、蕾の生長の悪かった最上部は早々としぼんでしまいました。

たぶん、これが正解です。この花はある程度育った蕾でなければ切花では咲かすことが出来ないのでしょう、そしてその蕾が咲くためにかなりのエネルギーが必要としている
感じです。蕾の生育が間に合わない最上部は萎んだら切ってしまえば美しさは保たれます。咲かせる蕾と咲かせない蕾を選別する必要があるのです。

特別な肥料も開花促進剤も与えられないで育った株は、蕾の生長にちゃんとした序列があり、時間をかけて下から順番に成長し、エネルギーをつぎ込まれ、一輪一輪と毎日開花します。

しかし、薬を使われた切花用の株は、全ての蕾が短期間で同じような大きさになったところで出荷されるので、切花になった時にエネルギーの配分のバランスを崩し、結果的に共倒れでかなりの蕾が落ちてしまうのではないかと思います。

あとは、花枝の割に多くの蕾をつけてしまったのかも知れません。いづれにしても、切花用の花は注意して選ばないと蕾がポロポロおちて花持ちが悪くなります。あるいは蕾が多すぎるようなら、間引きしてみるのも良いかもしれません。

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2007年10月17日 (水)

ビルの窓拭き

R0010603_w Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4

高層ビルで仕事をしていると、突然、窓の向こうに居るはずの無い人の顔が現れてびっくりすることがあります。窓拭きをしている人は表情一つ変えず、プロフェッショナルな態度で仕事を進めて居りますが本当はどんな感じなのでしょうか。

窓ごとに違う世界があり、窓を移るたびに違う世界を垣間見ることがあるのでしょうか、それとも、自分のいる位置の高さと、ビル風と拭く窓の多さかでそれどころでは無いのが本当のところかも知れません。

どちらにせよ、窓の内側にいる人はちょっと変な気分です。まあ、作業用のゴンドラに乗ってゆっくり降りてくる場合はこちらの心の準備も間に合うので、「大変な作業だなぁ」と作業を思いやる余裕もあります。

ところが、ちょっと奇怪な建物になると、窓拭きの人は懸垂下降で降りてきて、さらに左右にスイングしたりするので、これは見ていて、驚き、そして感心し、ちょっぴり羨んだりもします。

厳しい仕事なのですが、学生の頃こんなバイトにありつきたかったなぁ、なんて無責任に思ったりします。

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2007年10月14日 (日)

Kodak Anastigmat Special 50mm f3.5 on Graflock Back Camera

Img_0175_w このカメラを見たとき、いったい、誰が、何の為に作ったカメラなのだろうと思いました。そして、潜在的な可能性と、パーツとして値段の安さで思わず衝動買いしてしまいました。もちろん、どうやって使うかなど考えずに。

手元にあるカメラを改めて調べてみると、レンズは1946年製のkodak anastigmat special 50mm F3.5。おそらく、コダック製目測35mmフイルムカメラのKodak 35から抽出したものでしょう。

これを、アルミのプレートに止めて、上下にライズ、ダウンできるように木製のプレートにつけております。

Img_0177_w その木製プレートはGraflexがグラフロックバックに装着して、6x9のカットを二枚撮れるように販売していたもの。レンズはこのプレートの溝が付いている側(装着する際カメラ側になる)面に付けられております。

このプレートは6x9のフイルムバックを装着する方がスライドできるようになって居りますが、そちらの面に新たにグラフロック バックをつけており、また三脚座をそこに固定しています。

つまり、このカメラは上下左右にあおりを入れることが出来るようになっているのです。

Ektar50mm_w ただ、付いていた50mmでは無限遠が来ません。回転ヘリコイドを縮めても被写体から1mも離れることが出来ません。もちろんイメージサークルも6x6をカバーしません。左の作例は6x7のロールホルダーをグラフロックにつけて撮ったものです。フイルムはRDP3。F11まで絞っております。

単純に考えると、このカメラは4x5のフイルムに6x4.5程度のイメージサークルを使い、接写専用の被写体を、いちいちピングラでピントを合わせて撮影する為に作られたカメラなのです。その時、分不相応なあおりができますが。

もしかして、このカメラは、75mmかそれ以上の長さの焦点距離のレンズが別のアルミプレートにつけて用意されていて、通常はそちらを使って撮影に使われていたカメラなのかも知れません。

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2007年10月13日 (土)

今年の金木犀

R0010622_w Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4

街には金木犀の香りが漂う季節になりました。私の住む横浜は先週くらいから香りが漂っておりました。あともう少しで終わりでしょう。

この花は年によって二度咲きするのですが、今年はどうでしょう。今までの例では二度咲きする年は9月の下旬が最初、10月中旬が二度目でしたので、そのならいからすると、今年はこれっきりかも知れません。

金木犀の香りは、私が最も好きな花の香りの一つです。この香りをお酒に移したり、お茶に移したりして年中香りを楽しむことは出来ますが、やはり秋の空気に漂うライブの香りが最高だと思います。

特に香りが引き立つのは雨の日です。何故でしょう、雨が金木犀の小さな花を刺激して香りを発散させるのか、金木犀の香りが湿った空気に似合うのか、理由は解りませんが、静かな秋雨の日に香る金木犀の香りはしっとりと落ち着いてそれは素晴らしいものがあります。

また雨があがった後、落下した花で、木の下にオレンジ色の輪が出来上がる姿も素晴らしい光景です。

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2007年10月 7日 (日)

今年の姫月下美人

Img_0162_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : G.Zuiko 55mm F1.2

姫月下美人は月下美人より小さな花である為か、つけた蕾のほとんどが開花まで行くような気がします。ただ、どうしてこんなに一斉に咲いてしまうのか不思議です。

私の家の姫月下美人は今夜から咲きだしましたが、今夜がピークでしょう。後は2,3の蕾が数日後に咲く程度でしょう。

月下美人の仲間は夜間に小さな吸蜜コウモリを魅惑するのに、白く大きな花をつけ、香りを発し、山ほどの花粉を準備します。その為、花を一夜で使い切ることには納得できるのですが、一つの株で、開花させることが出来る花を、同じ夜で使い切ってしまうことは納得が行きません。

毎夜、一輪づつ開花させれば、そのほうが効率がよさそうだし、それに.....この植物の鉢植えを育てる人にとっても楽しみは長く続く...。

ところが、この植物は一夜にして、その株が用意できる大部分の花を使いきってしまう。ものすごくリスクの大きい賭けだと思います。ただ、おそらく、それが自然界の厳しさなのでしょう、毎夜一輪ずつ花を咲かせても、誰も来てはくれない、一か八か盛大な打ち上げ花火をあげて、結果を待つ...そんな事なのかも知れません。

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2007年10月 1日 (月)

モード系、マネキン案山子

Img_0307_w1_2 Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L

最近、廃マネキンの案山子がいろいろなところに出没し、ドッキリすることがあります。マネキンて、都会のショーウインドウで見ているといかにも偽者っぽいのに、農地でみるとどうしてこんなにリアルなんでしょうね。

マネキンの案山子はカラスや野生動物を警戒させる以前に人間を驚かせます。案山子というものはある程度ディフォルメされていれば、農村の風景の一部として「ああ、今年も収穫の秋が来たなあ」なんてのどかに思われるものの、マネキンのようにリアルだと、薄気味悪くさえ思われます。

農村風景的にはあまり美しくなく残念なのですが、廃品のマネキンがあれば簡単に案山子になるのだからこれもご時世で仕方がないか、と思いつつ筆を進めているうち、ふと、こんな考えが浮かびました。

ひょっとして、農家の人は最高に効果が望める案山子を探してマネキンになったのかも知れない、と。なぜなら最近、農作物の最大の敵はカラスでも野生動物でもなく人間だからです。収穫が近い果物をごっそり盗んで行く盗人が一番の敵なのです。

ならば、案山子はなるべく気味の悪い物が良い訳で、呪いの眼で盗人をにらみつけるようでなければなりません。そのうち農地には秋になると、マネキンの生首がずらりと並び、案山子は獄門磔の姿が標準になるかも知れません。センサーが仕掛けてあり、人が近づくと目を光らせ、手招きする。なんてね。

写真のマネキンの案山子はそこまで人を驚しません。ちょっとお洒落でセンスが良く、それでいてどことなく悲しげなマネキン案山子でした。

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