万田坑、内なる光
Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF 24-105 F4L
万田坑を見学すると言っても、まさか坑道の中にもぐるなんてことは無いですから、コースは決まっています。
このコースの中で、何を、どんな風に撮影するのか、そこは人それぞれだと思います。それに内部の照明用の電気なんて無いですから、建物の内部は写真を撮ること自体困難です。
それでも、蒸し暑い建物の内部に薄汚れた窓から差し込む日光は魅力的です。ここの光はどちらかと言うと残暑の厳しい9月頃の日光がいちばん相応しい光かも知れません。
あるいは、建物に絡みつくツルの葉が黄色く染まる秋も良いかもしれません。
しかし、近いうちに観光施設として開発されそうなので、この雰囲気を味わうなら早めに訪問した方が良いことだけは確かです。
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コメント
暑かったでしょう お疲れ様でした。
このような光景は今のうちにしか見れないでしょうね。
そのうち巻きあげ機の横に運転操作中のロボット人形が立っていて
会議室は観光客の休憩室になり自動販売機が並んだりするのでしょう。
残すためには致し方ないのかもしれませんがさびしいですね。
取り壊して遊戯施設になったり工場になるよりは益しということで
甘んじないといけないのでしょう。
また晩秋の頃に行ってみようかと思っています。
投稿: 610 | 2007年8月18日 (土) 12時09分
この場所、いろいろなヒトが撮っているけど
人ごとに全く違う写真ですね。
違って撮るって難しいですね。
投稿: 會津 | 2007年8月18日 (土) 17時19分
ここにはどうしても夏に行きたかったのです。
炭坑で働く人にとって一番辛かったのが夏だったでしょうから、
その夏に見える物は何かと思っていました。
炭坑で働いた人にとって外の光はほっとするものであり、またうざい暑さをもたらすものでもあったと思ったのです。
整備される前で、以前と同じ光を見れたような気がします。
投稿: kk | 2007年8月18日 (土) 20時29分