島原鉄道「南線」のキハ20系
Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105mm F4L(島原鉄道「南線」の終着駅、加津佐)
今年の夏休みのメイン イベントは、万田坑の見学と来年の3月で廃止される島原鉄道の南線をキハ2006で往復乗車することでした。
キハ2006と言うのは、旧国鉄の一般用気動車キハ20系で、島原鉄道にはまだ8両残っているうち、キハ2003と同様、島原鉄道の旧塗装の「三本ヒゲ」の塗装がされている車体です。何でも島原鉄道が国鉄に乗り入れをしていた頃、国鉄の車両と区別する為に施した塗装とのことですが、長らく島原鉄道のシンボルでありました。
私は子供の頃、図鑑でこの車両を見て、遠い南国の鉄道に思いを馳せたものでした。今回、鉄路と車両が無くなる前に乗車する機会があったのですが、蒸し風呂列車の不安に反して車内は冷房が効き快適。なのに、走りは懐かしいキハ20系そのものです。この感じだと車両はまだまだ、現役で走り私のようなお客をよぶことができそうです。
(諫早から加津佐行きの列車の車両を南島原で変えるという形で、キハ20系は運行されます。待機するキハ20の手前で諫早からの列車の停止位置を指示する駅員さん)
キハ20系は通常、南線では使われていませんが、土日限定で南線を走ります。島原鉄道では記念切符を販売しており、通常片道1310円の南島原~加津佐の間を1000円で往復できます。
| 固定リンク
コメント
九州に住みながら島原鉄道には全くご縁がありません。
新幹線にもローカル特急にも乗る機会がほとんどありません。
JR香椎線にはタマーに乗るかな(香椎でアルコールを飲む日・笑)
投稿: 610 | 2007年8月13日 (月) 10時07分
九州に住みながら島原鉄道にご縁がありません。
新幹線もローカル特急も永いことご無沙汰。
JR香椎線にはたまに香椎で酒を飲むときに乗りますが・・・笑
投稿: 610 | 2007年8月13日 (月) 10時10分
今回、JR香椎線に乗って来ました。
福岡空港に降りる時に通る「海の中道」という所が気になっていましたし。
どーしてあんな所に鉄道を通そうと考えたのか、この目で見てやろうと思っていたのです。
乗ってみましたが.....結局よく解りませんでした。
610さんはお近くにお住まいだったのですね。
投稿: kk | 2007年8月13日 (月) 21時33分
近くを通られたのでしたか?
僕の家は香椎から宇美のほうに3つ目の土井駅の近所です。
海の中道の列車は・・・
戦前は雁の巣に水上機の飛行場がありリンドバーグが立ち寄ったりしました。
試作で終わった先尾翼の「震電」もここと板付飛行場(今の福岡空港)
を往復したりしているのではないかな?
ですから軍隊のある所鉄道ありということでしょうか?
戦後はアメリカに接収されて朝鮮戦争時の重要な通信基地とリゾートも兼ねたキャンプになっていました。
11日には金印の出た志賀島の漁港まで生きのいい魚を買いに走りましたが、わきを走る電車の整備は砂に埋もれて大変だよなぁと思いつつ走りました。
以前は砂防が今ほど完全ではなく砂丘の中を線路が通っており、毎日のようにブルトーザーで取り除いていました。
投稿: 610 | 2007年8月14日 (火) 07時05分
土井駅の近くですか、そういえばパノラマカメラ?の試写の時、山陽新幹線が見えました。
香椎線について、その後調べてみたら私の大好きな志免の炭坑との関係が出てきたので、これをネタにしてみます。
投稿: kk | 2007年8月14日 (火) 21時37分