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2007年8月30日 (木)

現代の石炭輸送列車

Img_9956_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF 100-400mm F4.5-5.6 L

前回、山元のセメント工場が難しい状況にあることを書いたついでに、今回は日本に残った唯一の本線輸送の石炭列車を紹介します。

正確に言うと、現在石炭輸送列車は二系統あって一つは太平洋石炭販売輸送株式会社の専用線で選別工場から港まで石炭輸送を行うもの、もう一つが鶴見線の扇町から熊谷のセメント工場まで輸入炭を運送する専用貨物です。

後者の石炭輸送は国鉄からJRにいたる貨物輸送の歴史のなかで最後に残った石炭貨物列車です。筑豊の石炭貨物列車が消え、北海道の石炭貨物列車が消え、最後に残った石炭貨物列車が首都圏を発着するものだったことは興味深い事です。

Img_9968_w この列車は貨物列車が好きな人にとっては有名な列車で、扇町から浜川崎までをホキ10000という特殊な貨車を夕方にDE10というディーゼル機関車が牽き、夜を明かして早朝にEF65という電気機関車が山手貨物線を通って熊谷貨物ターミナルまで牽引し、そこから秩父鉄道のデキという電気機関車に引き渡すという、夢のある列車なのです。

石炭貨物としては、昔、北海道で蒸気機関車が牽引するセキという貨車を使った長大な貨物列車から比べれば、妙に小奇麗で迫力には欠けますが、それでもこの列車を見るたびに郷愁がこみ上げてきます。

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2007年8月28日 (火)

香春のセメント工場

Img_9266_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4

セメントはありふれた建材ではありますが、非常に重要な発明であったと思います。石灰石、粘土、ケイ石、鉄原料を混合し高熱を加えることで水と反応(水和)して硬化する性質を有した粉体が出来るのですが、これと砂、砂利を混合して現代のほぼ全ての都市建設に使われているのです。

主原料の石灰石が採れ、熱源の石炭も近くにあれば、そこにセメント工場が出来るのは自然な成り行きだと思います。

その両方が筑豊にはそろっていて、炭坑が廃れてきてからはセメントの工場が炭坑の離職者に仕事を供給しておりました。

Img_9309_w 特に香春岳とそこの石灰石を利用した旧日本セメントの香春工場は、印象深い景観です。方や平らの山頂と年々低くなる山、かたや小山のようなキルンという回転窯を持つ奇妙な工場。

私は子供の頃見た蒸気機関車の写真で背景となっていたこれらの光景が印象深く、実際に見てみたいと思って居りました。

香春岳はこれからも低くなって行くのでしょうか、操業を停止した工場はいつか取り壊されるのでしょうか、これらの景観の今後が心配です。

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2007年8月25日 (土)

マスクをつけたアズチグモ

Img_9925_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : Zuiko 21mm F2

最近、花の話題が全く無くなって来ましたが、花が咲いていない訳では無く、ネタが無いのです。今でもジャスミンは拙宅を乗っ取るほど繁殖し、タマノカンザシチューベローズは夜になると艶かしい香りを発散させております。

そのチューベローズにはお洒落な同居者が居りました。名前はアズチグモといいますが、白い花に一体化するかのように白い体をし、花の上か下で獲物を待ち伏せしております。

Img_9888_w ただ、この蜘蛛は太陽がまぶしい為かサングラスのようなものを身にまとっております。(左の写真をクリックするとアップの写真が現れます。可愛い顔だと私は思うのですが、クモの顔が苦手な人は止めたほうが無難です。Camera : Canon EOS 5D, Lens : Apo Macro Elnarit 100mm F2.8 さらにトリミング)

Img_9888_w1 (目鼻立ちをもっと良くご覧になりたい方、ピクセル等倍はこちら)

ただ身なりは小さいので、チューベローズの香りが夜に引き寄せるスズメガなんてとても獲物にはなりそうもありません。そうすると、せっかく咲いた花を食い荒らすスリップスでも食べてくれているのでしょうか、そんな風に思うと、この模様はサングラスではなく怪傑ゾロのマスクのようにも思えてきました。

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2007年8月23日 (木)

青島ビーチ

Img_9607_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L

親戚の夫婦が横浜から宮崎に居を移してからしばらくたちます。彼らが旅立った時はどうせすぐに帰ってくると思っておりましたが、なかなか帰ってきません。都会と地方でどちらが暮らしやすいかはいろいろ価値観が分かれて難しいことですが、少なくても一つ確実なことがあるとすれば、人間、その気になればどこでも暮らして行けるという事でしょうか。

彼らは、都会ならではの便利さと職を失った代わりに、美しい海を手に入れました。もう湘南の海には入れないかも知れないとまで言います。私は湘南の海が汚いとは思いませんし好きです、が、青島ビーチの海は湘南の海より明らかに美しいのです。この海に魅せられ、近くで生活出来ているのなら、横浜に帰る理由は何も無いでしょう。

青島ビーチは東に向いていて海から日が昇ります。しかし、夕暮れの時も条件によっては海から白雲が立ち上り夕日を反射して、海を赤く染めます。海に夕日が沈む光景とは印象が少し異なるものの、美しい光景です。

Img_9609_w 初めからこんな光景を見せられると、海に対して特別な気持ちを持って居ない私のような者でもクラクラ来てしまいます。

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2007年8月21日 (火)

折尾駅に再会を誓う

Img_9224_w camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L

折尾駅は前から行って見たいと思っておりました。あのあたりの線路がどうなっていたのか見てみたかったのです。

鉄道で九州に入ると、門司から博多までの間、鉄道が好きな人にとってはワクワクする光景です。線路が次から次と分かれてはまた合流します。線路が少なくなった今でさえそうですから、山ほどの線路が複雑に絡み合っていた頃は本当に楽しみでした。とはいえ、私は九州に行くチャンスはほとんど無く、たまに出張があると朝の飛行機で出かけるフリをして、前夜の新幹線と夜行で博多に入るということをしていたのです。ちょっとの追い銭でこの光景が楽しむことが出来、とても得した気分になったものでした。

その中でも折尾は面白そうな配線で、この駅の名前をながらく頭にきざんでおりました。

今回、そんな昔のことを思い出して駅に降りてみたのですが、実際駅に降りてみるとかなりのショックを受けました。駅舎が古く美しいものであるだけでなく、ホームの配置も興味深いものであります。職員の理髪施設も昔の国鉄の面影がぷんぷんします。どうしてもっと前に訪ねていないのか、己の至らなさに恥じいるばかりであります。

時間が無く、今回はほんの少し途中下車しただけでしたので、またの機会を伺うことになったのですが、調べてみると折尾の再開発が進行中で現在の場所に駅が無くなる!みたいです。

駅の場所をずらせば、現在の複雑な配線が解消され平面で各路線を交差させることが出来るとのこと。駅の利便性は利用者にとっては重要な事なので、私がどうのこうの言うことではありませんが、少し寂しい気がします。せめて近いうちに、もう一度、もっとゆっくり訪ねてみなくては。

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2007年8月18日 (土)

万田坑、内なる光

Img_9509_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF 24-105 F4L

万田坑を見学すると言っても、まさか坑道の中にもぐるなんてことは無いですから、コースは決まっています。

Img_9481_w このコースの中で、何を、どんな風に撮影するのか、そこは人それぞれだと思います。それに内部の照明用の電気なんて無いですから、建物の内部は写真を撮ること自体困難です。

Img_9470_w それでも、蒸し暑い建物の内部に薄汚れた窓から差し込む日光は魅力的です。ここの光はどちらかと言うと残暑の厳しい9月頃の日光がいちばん相応しい光かも知れません。

Img_9511_w あるいは、建物に絡みつくツルの葉が黄色く染まる秋も良いかもしれません。

しかし、近いうちに観光施設として開発されそうなので、この雰囲気を味わうなら早めに訪問した方が良いことだけは確かです。

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2007年8月17日 (金)

万田坑跡、外の景色

200788_21_w Camera : Hasselblad 500C/M, lens : Planar 100mm F3.5, Film : Tmax 400

今回の旅で最も期待が大きかった万田坑跡です。ここを見学する為には1週間前にFaxで依頼しておく必要があります。また原則月曜日はお休みです。正直とても面倒くさいのですが、行く価値は充分にあります。

Img_9516_w Camera:canon EOS 5D,lens : EF24-105 F4L

現在はただの重要文化財で、施錠され、事前の申請によってのみ見ることができますが、駐車場の整備をするそうですから、近いうちに観光資源として活用させることでしょう。

今回案内をして下さった係員さんは、現在の景観を維持することを条件に施設の開放に前向きですが、実際には大幅な改良がなされるでしょう。

使う事が出来ない廃墟のトイレでは無く、ちゃんとしたトイレの整備も必要だし、危険なところに立ち入ることが出来ないような工夫も必要です。

Img_9503_w ここの施設は炭坑としてはかなり以前に操業をやめておりますが、有明海にもぐる坑道の上流にあたるため、揚水等で三池炭坑を支援する役割を果たし、平成9年の三池炭坑の閉鎖まで稼動しておりました。

このことで、日本で最も古い近代炭坑のうちの一つが奇跡的に現在まで維持されて来た訳ですが、現役を引退した以上この施設を維持する為には観光施設になるしか無いのです。

Img_9489_w 本日は、表からの写真を紹介します。私の印象では万田抗が一番いいのは夏から秋。特に夕方が素晴らしいと思うのですが、いかがでしょう。

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2007年8月15日 (水)

志免炭坑跡と香椎線の点と線

Img_5530_w Camera : canon EOS 5D, Lens : TS-E 24mm F3.5L (志免炭鉱のズリ山から)

福岡空港に降り立つ前に、海の中道という美しい砂州の上空を通過します。この砂州には香椎線という鉄道が走っていて、一度は乗ってみたいと思っておりました。乗ってみたらこんなところに鉄道を敷設した理由がわかるかも知れないとも考えました。

海の中道には大きな遊園地があり、この辺りははリゾートの様相を呈しており、また終着駅の西戸崎駅の周辺にはマンションが立ち並び、リゾートで生活をしながら都会に通勤も出来るマンションとして開発が進みそうです。でも鉄道の敷設はずっと前で、どちらかというと国鉄のお荷物路線でしたから、リゾートの開発をあてこんで敷設されたものではありません。

正直乗ってみた感じでは、ここに鉄道が敷設された理由がまったくわからなかったので、後で調べてみると、もともとは石炭輸送のための鉄道だったようです。では、どこの炭坑の石炭かと言うと、志免炭鉱の石炭も主にこの鉄道で運ばれたようです。

Img_5512_w (竪坑櫓の写真を撮っている時、私らを撮れとやってきた元気な子供たち、この炭鉱跡地が好きになった瞬間)志免炭鉱跡は私が最も好きなものの一つで、この跡地では竪坑櫓、ズリ山、搬出施設跡が解りやすい形で残っているのです。地図を見ると志免の炭坑跡から香椎線の酒殿までの距離はほんのわずかで、この間に貨物支線が通じていたのです。廃線跡は現在でもYahooのMapの航空写真でもその跡がはっきり確認できますが、ホッパーの位置はズリ山の北西にあったのではないかと思います。

一方、西戸崎駅の航空写真を見てみると、今ののんびりしたムードとは打って変わって、支線が二本のび一方が石油タンクの方面へ、また一方が岬の先端まで真っ直ぐにのび石炭の積み出しを行っていたように見えます。エネルギーを供給する基地のような役割をしていたと思えます。

このあたりの話は石瀧豊美さんという方のファイルに詳しく載っておりますが、もともと佐世保の海軍に良質の石炭を供給する為の鉄道だったようです。

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2007年8月14日 (火)

日田天領

200788_2_w Camera : Hasselblad 500C/M, Lens : Planar 100mm F3.5 CT, Film : Acros

全国で小京都とされる街は53箇所あるそうです。小京都と名乗る基準は京都市観光協会の「全国京都会議」に加盟することのようで、何か茶道やら華道やらの世界に近い感じがします。

九州には8箇所あり、この日田もまたそうした街の一つです。

全く「小京都」という言葉は恐ろしい効果があって、私のように廃坑と鉄道を散策していても近くに「小京都」があると知ると、つい訪ねてしまう訳です。今回は結局8箇所のうち4箇所を訪ねてしまいました。

この4箇所の中で、最も栄えていると言うか観光地化しているのが日田であるように思えましたが、もともと日田という街自体が古い商業都市であり、その伝統が受け継がれているだけかも知れません。

200788_1_w ただ、街は綺麗で、道端の側溝を流れる水も気持ちよさそうです。日田天領水というミネラルウォーターを製造する会社もここにあるように、この街のキーワードは水。

200788_3_w 時間があれば、一泊か二泊して「水」のイメージを探してみたり、飲み食いしてみるのも面白いかも知れません。

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2007年8月12日 (日)

島原鉄道「南線」のキハ20系

Img_9800_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105mm F4L(島原鉄道「南線」の終着駅、加津佐)

今年の夏休みのメイン イベントは、万田坑の見学と来年の3月で廃止される島原鉄道の南線をキハ2006で往復乗車することでした。

キハ2006と言うのは、旧国鉄の一般用気動車キハ20系で、島原鉄道にはまだ8両残っているうち、キハ2003と同様、島原鉄道の旧塗装の「三本ヒゲ」の塗装がされている車体です。何でも島原鉄道が国鉄に乗り入れをしていた頃、国鉄の車両と区別する為に施した塗装とのことですが、長らく島原鉄道のシンボルでありました。

私は子供の頃、図鑑でこの車両を見て、遠い南国の鉄道に思いを馳せたものでした。今回、鉄路と車両が無くなる前に乗車する機会があったのですが、蒸し風呂列車の不安に反して車内は冷房が効き快適。なのに、走りは懐かしいキハ20系そのものです。この感じだと車両はまだまだ、現役で走り私のようなお客をよぶことができそうです。

Img_9778_w (諫早から加津佐行きの列車の車両を南島原で変えるという形で、キハ20系は運行されます。待機するキハ20の手前で諫早からの列車の停止位置を指示する駅員さん)

キハ20系は通常、南線では使われていませんが、土日限定で南線を走ります。島原鉄道では記念切符を販売しており、通常片道1310円の南島原~加津佐の間を1000円で往復できます。

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2007年8月 6日 (月)

上高地で外来魚を考えてみた

Img_9020_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105mm F4L

上高地で外来魚というと、上高地で外来魚?まさかブラックバスなんか居ないでしょ。と思われると思います。ブラックバスの猛威が報道されて、外来魚=ブラックバスまたはブルーギルというイメージがありますが、奥深い渓流の渓流魚のなかにも外来魚がいっぱいおります。

上高地近辺で言えば、カワマスがそれに当たります。この写真の魚もカワマスのようです。なんでも上高地の明神池、大正池は昔ニッコウイワナの宝庫だったものの乱獲の為魚影が薄くなり、カワマス等の放流が行われたとのこと、その為、現在イワナ、カワマス、ブラウントラウト、雑種の4種類がいるそうです。ちなみに見分け方はここを参照してください。

私の感覚では、上高地は日本で最も美しい場所のうちの一つで、また最もよく保護されているところの一つでもあるのですが、このような所でさえ、よほど強い意思が無ければ、もともとあった自然を維持することは難しいことなのだと思われます。

涼しげなネタから一転、明日から九州に旅立ちます。

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2007年8月 5日 (日)

大正池のマガモ

Img_8998_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L

あんた、まさか手ぶらじゃ無いだろうね、みたいな感じですごんでいるのはマガモの姉さんです。

どんな動物でも楽に餌を取れるなら、楽な方法を選びます。お前、それは堕落だよ、なんて格好いいことは言いません。

もちろん、野生動物は基本的に人間を警戒します。ただ、最近、人間は子供も大人もおりこうさんになったので、野鳥もあまり人間を警戒せず、自動給餌機くらいに思っているかも知れません。自動給餌機があるのなら、誰でもそれを頼りにしてしまうというものです。

ところが、人間は勝手なもので、近所の公園で野鳥が餌をおねだりする分にはいいけど、神秘的な景色の大正池ではやって欲しくないなぁ、なんて考えます。

このマガモ姉さんと対峙しながら、もし、ここで私がワォーとか騒ぎ、石を投げ、鳥さんたちを脅したら、周りの子供は泣き、大人は非難し、狂人を見る目でみるだろうなぁ。動物の虐待を禁じる法を犯したとして捕まってしまうかも知れない。でも、野生動物を人間から遠ざける為に、私はこんな風に努力しているんだ、と弁明したら、聞いてくれる人もいるだろうか、なんて考えてました。

ところで、姉さん、そんなに睨んでもオレ何も持ってないんだ。悪いね。

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2007年8月 1日 (水)

ニホンアナグマってカワユイです

Img_8908_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L

山道を車で通っていたら、動物が道を渡りそうでした。なので、車を止めて渡らせてあげようと思ったのですが、なかなか渡る気配はありません。側溝に隠れました。でも、まだ渡るチャンスをうかがっているように思えました。

最近タヌキの交通事故が多いので、一言注意してあげようと思い、車から降りましたが、また道路の側溝に隠れてしまいました。頭が見えてるよーと笑って見ていましたが、こちらの様子をうかがおうと思ったのかパッと顔をあげると、こいつ、なかなか可愛い顔をしているのです。

子タヌキだと思っていましたが、何となくニホンアナグマっぽいです。野生のニホンアナグマは初めて見ましたが、なんとも可愛い仕草をする動物ですね。

側溝に隠れながら、こちらが気になるらしく何度も顔を出すのですが、そのしぐさが可愛いのです。おそらく、何か居るとは思うものの何であるか解らないのですね、また、こちらが結構近くによっても同じ事を繰り返します、多分視力が弱いのでしょう。

その後、こいつは、私に気が付いて側溝からジャンプして茂みにかくれようとしたのですが、一度目は失敗して前足を伸ばしたままズルズルと側溝に落ちてしまったのです、大丈夫かぁーと声をかけたら、今度は頑張って側溝から這い上がり、不器用に茂みに逃れて行きました。

カッワユイ!実はこの近くの山道でこの前はツキノワグマとあったのですが、その時は車から降りる気がしませんでした。でも、ニホンアナグマなら今度はもうちょっとゆっくり観察したいなぁ。

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