« 抜海の丘 | トップページ | アンリ カルティエ ブレッソン展 »

2007年7月18日 (水)

本日のオバカ

Img_8683_w 最近、中古カメラショーなんぞ全く興味が無く、また行っても華麗にスルーすることが多く、自分は中古カメラの病から完全に立ち直った。少なくともこの一月まえからは、と思っておりました。

自分は病気から立ち直ったのだから、それを証明してみなくてはなりません。そこで本日から開催された、松坂屋の中古カメラ市でそれをテストして見ました。

最初は快調に飛ばし、「こんなモンがタケェーなぁ」とか「全く興味ないなぁー」とか思っていたものの関西から来たというその店で軽いジャブを浴びました。

「それ、40mmのフード?」「違うよ、40mmはもっと大きいハズ」「メジャーある?」「メジャーは無い」「いくらで売っているの?」「xxxx円」「じゃあ買う」。思った通り40mmのフードでした。ブロニカニッコール40mmのフードなんか探したってそんな簡単に出てくる代物ではありません。

こんなケースでは病気は関係ありません、2年探したものに出会ったのだから極めて正常な振る舞いです。

続いてときめいたのは、ウィーンからやってきたというお店、Kinoptikの1000mmなんて初めて見ました。値札を見て、どうにもならないことは解っていても心は乱れ、脈拍は上がり、瞳孔は開き始めました。

気が付いたら、6x9テクニカボードの付いたレンズが二つプチプチに包まれ、涼しげな松坂屋の紙袋へ。さらに他の店でも使途不明なレンズが一個、4x5のボススクリーンが一枚。

病気は治りかけが肝心です。回復に向かったからといって油断すると直ぐに病状は悪化します。くれぐれもお気をつけください。

|

« 抜海の丘 | トップページ | アンリ カルティエ ブレッソン展 »

コメント

こんにちわKKさん
手前はゾナー180mmとアポランサーですか?
奥は300mm超のレンズですか?

投稿: staka | 2007年7月19日 (木) 09時22分

手前はゾナー180mmとフォクトテンダー100mmと言われたレンズです。私の調べで100mm の方はRodenstock のHelligon と同じだったのでクレームして、現在はRotelar 270mmとCompoundシャッターのImagon300mm に化けました。

投稿: kk | 2007年7月20日 (金) 00時19分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 抜海の丘 | トップページ | アンリ カルティエ ブレッソン展 »