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2007年6月13日 (水)

リラの花が咲く頃

Img_8042_w Camera : Canon 5D, lens : EF24-105mm F4L

12日は北海道で真夏日を記録したとニュースでありました、こんな日の話題として相応しく無いかもしれませんが、今回はリラの花の咲く頃について。

「リラ冷え」という言葉は、北海道の俳人が最初に使った表現だそうです、また、この言葉は渡辺淳一さんの小説によって一躍広まったとされます。しかし、北海道に住んだことがある人ならそんないきさつを知らなくても「リラ冷え」という言葉でピンと来るものがあります。また、北海道に住むことになった人は最初の年にそれを実感します。

本州では暖かく初夏の陽気の5月下旬から6月上旬、何故か北海道では底冷えする日が来ます。初めて北海道で住むことになった者は辺りの人に言います「さすがに北海道だけあって寒いね」「リラ冷えって言うんだワ」。ここで、新参者は「花冷え」を思い出し、北海道だから桜の代わりにリラなんだな、と妙に納得するのです。

リラ冷えの正体はオホーツク高気圧の影響により寒気が流入しておこる、この時期の一時的な気候条件ですが、不思議とリラの花にイメージが重なります。私は、「リラ冷え」は全世界的に一般的な現象だと思っていたので、「花冷え」の時節にフランス人に「フランスにもリラ冷えってものがあるでしょ?」と聞いて????と反応されたことがあります。

ところで、今までリラと書いてきた花はライラックのことです。フランス語でリラ、英語でライラックなのですが、日本ではライラックのほうが通り名かも知れません。関東地方で育てると5月のゴールデンウィークのあたりに花を付けます。
しかし、この花はどちらかと言うと北国の花で、札幌で咲く花の方が綺麗で木も丈夫に育ちます。

明るい太陽の下、乾いた空気の下でみるこの花は綺麗でいい感じです。そして香りもほんのり甘いながらも清潔感が感じられ、この花によくマッチしております。そしてこの花と香りは、おしゃれな感じの街によく合いそうな気がします
そんな街の植栽になっている場合やはりライラックではなくリラと呼んであげたくなります。

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コメント

昨年は小さいながらも少し花をつけてくれましたが今年は花をつけずに終わりました。
なにせまだ小さいので草花に負けてしまったのですね。
今年はやっと草花を抜いて上に出てきましたので来年が楽しみです。
僕は「リラ」と呼ぶようにしています。

投稿: 610 | 2007年6月13日 (水) 10時06分

610さん、こんばんは。
ウチのリラも写真のように、スイカズラに絡まれ、ブッドレアに上から押さえつけられ散々です。

どういう訳か涼しいところの方がよく育ちますね。

投稿: kk | 2007年6月13日 (水) 20時42分

ブログ再開されてたのですね、懐かしくて覗いてみて今頃、気がつきました。梅雨時期になると、甘い香りのクチナシが真っ先に思い出しますが、私の実家には、青虫がよくつくクチナシはなく代わりにブットレアに似たデュランタが咲き始めました。薄い香りですが好きです。
観葉植物のスパティフィラムも水芭蕉のような花で甘く香ってます。
カラ-もやはり甘い香りがします。アスチルべも芍薬も品種によっては香りますよね

投稿: こう | 2007年6月14日 (木) 23時30分

こう様、こんばんは。
グダグダと駄文を書きながら、Blogを続けてゆくことにしました。

文章を書いていると、知らないことに気が付くし、こうして、教えてももらえるので楽しいです。

あげていただいた花の中でカラーの香りの記憶があいまいです。確かに感じたことがあるのに思い出せない。義理のじいさんかばあさんかどちらかが好きで、庭にたくさん植えてあって、かなり強く甘い香りがしたような記憶があるのですが、何か本能的に距離を置いてしまったのかも知れません。

投稿: kk | 2007年6月15日 (金) 00時15分

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