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2007年6月 3日 (日)

腕木信号が見れる津軽鉄道

Img_8302_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L,

かつて、ローカル線の定番の光景といえば、腕木信号が駅の両側に立つ景色でした。

腕木信号とは柱に取り付けた腕のような木を上げ下げすることによって、列車の進入の可否を知らせる信号です。単線のローカル線では途中に列車が行き違いできる駅があり、腕木信号はそんな駅に付けられていたのでした。

腕木信号の腕木は駅からワイヤーで上げ下げさせるように出来ており、列車交換をする駅ではワイヤーを動かすレバーがあり、そこからワイヤーが伸び、滑車で支え、または方向を変え、信号の支柱まで伸びていました。

この腕木信号も日本で残っているのは東北の私鉄だけで、今年の3月にくりはら田園鉄道が廃止されてからは、乗客を扱う鉄道では津軽鉄道だけになってしまいました。

実は、貨物専用鉄道の小坂精錬鉄道には腕木信号の全盛期を思わせるようなフル装備の腕木信号が残っているのですが、残念ながら貨物専用鉄道なので車窓から見ることは出来ません。

車窓から見るには、津軽鉄道五所川原の駅の金木よりか、金木駅の五所川原よりの2箇所です。しゃしんの腕木信号は金木駅の手前、五所川原から向かうと左側に見えるものです。

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