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2007年6月27日 (水)

ちょっとの違いでイタチハギ

Img_7731_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105mm F4L

世の中、ココがちょっと違えば良かったのに、と思うものがいっぱいあります。人の顔立ちもちょっとした違いで美人になったり、ならなかったりします。そんな意味でイタチハギの花穂が黒ずんだ紫茶色でなく、白かピンクであればこの花に対する評価は随分違ったでしょう。

もし、花色が白かピンクであればそもそもこの花はイタチハギとは呼ばれずに、白花エンジュとか桃花エンジュと呼ばれていたでしょうね。イタチハギの別名は黒花エンジュですから。

この木は、砂防用に植えられたものが野生化して、いたるところに見られるようになりました、初夏に黒い花穂を上に伸ばして花をつけるのですが、大量にはびこりながら花を咲かせていると、その辺りはエイリアンに侵食された地域のような光景です。景観的に何か荒廃したものを感じさせます。

この木自体は、工事で露出した法面などを安価に効率よく、さらに自然に覆い、土砂災害の発生を防いでくれる有益植物なのです。これで花が咲かずに、タネも作られず、したがって生態系を壊すほど蔓延しなければ、ホントいい奴なのです。

でも実際は恐いくらいに蔓延し、エイリアンに侵食されたような光景を作ります。あらためて、この花の花色が明るい色たったら良かったと思います。

もしこの花の色が明るい色ならば、この花の香りも変わっていたでしょう。黒っぽい花穂からは、くどく埃っぽい甘さをもった香りが漂ってきます。素性は悪く無いものの、爽やかさにかけます。本当ににちょっとの違いなのですが、惜しいところです。

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