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2007年5月15日 (火)

ジョンキル水仙の色、艶、香り

Img_8097_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : Apo macro Elmarit 100mm F2.8

最近ジョンキル水仙を交配親に持った小型水仙を見かけます、しかし、この原種の小型水仙はいかに、交配園芸種が出てきたところで、その地位は安泰でしょう。

ジョンキル水仙は、原種のままで花の色、艶、香りとも魅力に溢れているからです。さりとて園芸改良で、花の大きさを大きくしたところで無意味です。このタイプの水仙は、小さく可愛らしい花であることにも、価値があるのですから。

早春には、小さな鉢に3球くらいの球根で開花している鉢花が市場に出回ります。これを室内に飾れば、潤いのある甘い香りが部屋中に漂います。室内にあっても邪魔にならない香りです。また、小さく愛らしい花は鮮やかな黄色で、部屋の西側にでも飾れば金運が上昇するかも知れません。

私の家では、今年は今ごろ開花しております。球根を遅植えにして開花期を遅らせてみたのですが、似た香りを持つハニーベルの開花とぶつかってしまい、ありがたさがちょっと薄れてしまいました。この次は早めの開花を狙います。

このように開花時期を調整を考えてしまう前提には、そもそも、私はこの球根はチューリップのように毎年買う物だ、と決めていることがあります。

水仙は、開花が終わるとエネルギーを蓄え、翌年の花芽を作って球根の中に格納して、夏の眠りにつきます。私の住む関東地方だと、細い葉が養分を蓄え花芽を作るには少し暑すぎるのです。

毎年咲かせるには、秋に葉を出させ、冬の間寒さから守ってやり、開花した後涼しい所においてやれば良いかも知れません。しかし、秋に葉が出ても冬の寒さで葉がダメになれば、かえって悪い結果になります。その為、確実に開花を見るには、毎年新しい球根を買うことが手っ取り早いのです。

もちろん、手をかけることで、毎年花を見られると思います。この球根は小さいので鉢植えでも充分なのです、その意味でチューリップより扱い安い球根かも知れません。

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コメント

恐れ入りますが、ジョンキル原種の球根を探しています。どこで求められたか、お分かりになりますか?

投稿: cara | 2013年11月19日 (火) 18時45分

cara さま、返事が送れてすみません。

ジョンキル水仙の球根はホームセンターでありましたよ。
なければ、横浜であればサカタのタネ、ガーデンセンターであります。

投稿: kk | 2013年11月30日 (土) 16時50分

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