バラゾウムシ
Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4
朝、バラの成長を見回って、こんな状況の新芽をみつけたら、その新芽の茎の下の方を左手の中指と薬指で優しく挟みます。
次に、右手で萎えた新芽のあたりを優しくまさぐります。すると、黒くて小さな甲虫が現れることがあります。
右手で、その甲虫をつまんで見ます。すると、甲虫はポロッと落ちてしまうことがありますから、そんなときは左手で優しく受け止めてください。
そして、確実に握りつぶしましょう。情けは禁物です。ついでに呪いの言葉もかけてみましょう。「こォの腐れ外道、、、、死ねェヤー。。。」
この甲虫はバラゾウムシといいます。私にとってチュウレンジバチと双璧をなす天敵です、たまに、こいつらの顔を見なくて済むなら家のバラを全部切ってもイイ、なんて本末転倒な気分にさえなります。
特にこいつは、せっかく伸びた新芽に像の鼻のような口先で穴を開け食害するだけでなく、卵も産み付けます。これが新芽でなければ、ちょこっとくらい喰わしてやる。新芽の一番大切な成長期をねらって害するあたり、共存の意思なし、平和的解決の意図なし、敵意の塊です。
殺虫剤を大量にまけば駆除できそうですが、私は基本的に無農薬か最小薬品散布で植物を育てているので、それも出来ません。ニームオイルのような忌避薬も効果があるそうですが、強烈なニンニク臭があるので、バラの香りが台無しです。
タダひたすら、捕殺です。情けは無用、呪いの言葉とともに殺戮の限りをつくすのみです。
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コメント
お久しぶりです。
再開されてから、ようやく植物のお話が増えてこられましたね。
バラゾウムシのくだり、お気持ちよ~く分かります。
私も同じようにやってます。花が咲いた今は、なぜか花びらの上にいたりすることもありますね。
私にとって更にもう一つの大敵は、コガネムシの奴です。コレは幼虫期には地中で根を齧って植物を弱らせ、成虫となってせっかくキレイに咲いた花にも災いをもたらします。とりあえず、うちに被害をもたらした奴だけは許せない。最近は道具を使わなくても、ゴム軍手でなら握りつぶせるようになりました。今年はコガネも蚊も出没が早いですね。
投稿: ミルテ | 2007年5月16日 (水) 16時33分
お久しぶりですね。
あまり、「香りの良い花」にこだわりすぎると、何も書けなくなってしまうので、日記のつもりでポツポツと書いて行こうかなと思っております。
これからもよろしくお願いします。
ところで、コガネムシ、私はダメです。つぶれる感触が嫌で、地面において踏みつけます。同じって言えば同じなのですが....。
投稿: kk | 2007年5月17日 (木) 22時40分
バラとは違いますが葡萄を植えています(喰えるやつが好き)。
新芽がある日グニャッと萎れます。
そのすぐ下の葉っぱの付け根が少し赤くなって、
折って見ると空洞が出来ていてなにやら糞のような物が見えます。
昨日折った所を顕微鏡で覗いたらおぞましい虫が居りました。
長さ2,3mm、直径1mmもない白い毛虫のような奴。
頭か目玉は真っ黒で直径0,5mmもありません。
先の新芽が枯れたら段々と付け根のほうに移動するようで
悔しいので顕微鏡写真を撮りました。
オイラの老眼ではコレが見えなかったの・・・コンチクショウ。
投稿: 610 | 2007年5月17日 (木) 23時28分
それって、ブドウスカシバの幼虫、俗に言うブドウムシではないでしょうか。
もう少し養って、渓流釣りの餌に使えば、いいアマゴが釣れたかも...って違うか。
釣りの餌用に飼育でもしなければ、災難ですね。
投稿: kk | 2007年5月19日 (土) 10時24分
いい加減な事を書いてしまって、気になって調べてみたら、610さんのブドウを荒らした犯人は、ブドウトラカミキリの幼虫のようです。
ブドウスカシバの幼虫との違いは糞で、茎の中に糞を残すのがブドウトラカミキリの幼虫、外に排出するのがブドウスカシバの幼虫。糞が茎にあったようなので、ブドウトラカミキリに訂正します。
ってあまり意味ないか。
投稿: kk | 2007年5月19日 (土) 10時36分