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2007年5月 3日 (木)

大潟村農道の桜

Ogata1_w Camera : Cambo wide 470, Lens : Super angulon 47mm F5.6 XL , Film : RDP 3

秋田県大潟村の農道の桜です。この農道には延々と何キロにも渡って桜と菜の花が植えられており、ゴールデンウィークの前半には花の競演が見られます。農道を美化して農作業の励みにしようという単純な試みですが、まっすぐな道路に延々とこの光景が続くさまは圧巻です。

写真を撮った部分は南北に走る区間で、道はこの先左に曲がって東西に走ります。南北に走っている区間は桜の木のせいで日当たりが均等でないため、左(南)側の菜の花の開花が遅れているのが解ります。この先、道が東西に走る区間ですと、道の左右どちらの菜の花も満開となります。

本来ならば、道の左右均等に菜の花が咲き、順光の光線が選べる東西に道路が走る区間で写真を撮るべきなのでしょうが、私の好みは陰影の差が出る南北区間です。

道の両側に花が咲く以上、真中から写真を撮りたいのが人情というものです。良い子はマネをしてはいけませんが、超広角レンズが付いた大判カメラにフイルムをセットして、ささっと道路に飛び出し、ノーファインダーで写真を撮っております。こんな時、このような手持ちの大判広角カメラは面白いです。

この写真は、フラットベットスキャナーでポジフイルムをスキャンして、現像ソフトで周辺光量を少し補正しております。センターNDフィルターが無くてもこれで充分ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

追加:改めて、PCのディスプレーで見てみると、あまり良い現像ではないような....。もともと、この写真は下の道路をトリミングしてカットするつもりでした。空の周辺光量落ちは生かして、下の部分はトリミングで光量落ちを調整する。デジタルの補正をほとんど外してポジの状態に近づけ、当初の意図どおりトリミングするとこんな写真になります。

Ogata_w どうでしょう。

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