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2007年5月24日 (木)

ファレノプシスに良い香りを探す

Img_8196_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : Macro Planar 100mm F2.8 AEG

歌舞伎の役者が楽屋で贔屓から送られた胡蝶蘭に囲まれている写真を良く見るのですが、どうして必ず胡蝶蘭なのだろうと考えておりました。やがて、花を贈る場合は値段が解ることが必要だから胡蝶蘭なのだ、と聞きました。

贈り物は値段によって気持ちの強さが現れるのだそうです。物品だと好みに左右され、金銭だと、あとあとマルサに狙われます。花ならば、嫌味にならずに受け取る人も受け入れやすいと言うものです。
そして、胡蝶蘭はその大きさ、本数で大体その高価さが計り知れます。贔屓の気持ちが金銭を媒介にして、胡蝶蘭の立派さによってあらわされているのです。
それに、胡蝶蘭は開花期も長く、手間も要らず、公演のあいだほとんど何もしなくても開花し続けます。また開花の調整が楽なので年中出回ることも大きいです。つまり、超高級な造花のように取り扱われているのですね。

ショービジネスの役者もセレブな花も似たような宿命を持っているのかも知れません。

そんな意味で、私には全く縁の無い花でしたが、最近は個人がプライベートに楽しめるような、小型、中型の胡蝶蘭も出回ってきました。そんな小型、中型の胡蝶蘭を見るたび、なかなか可愛いヤツじゃないかと思いながら、これだけ交配が進んでくれば、必ず原種の香りの血がきらめく固体が現れる、それを探す楽しみが出来ました。

小型の園芸種では香りを持つものが比較的簡単に見つかります、その中の幾つかは「香り胡蝶蘭」として売られていたりします。また、この写真の花のように比較的大きい花のものにも香りを持つものが現れてきました。
残念ながら、この花はただ「ファレノプシス」とだけ書かれてあるのを、ホームセンターの片隅で見つけたものなので、園芸名すら知りません。ただ、甘く穏やかで、フローラルな香りをはっきりと持っております。特に昼間は、あたりに漂うくらいに香ります。

贔屓目にみて、ファレノプシス・アマビリスの血とファレノプシス・ビオラセラの血が混じっていて、大きな見栄えのする花になった園芸種ではないかと思います。

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コメント

この手があったんですね。神代植物公園には何度か通いましたが、入園料とガソリン代、駐車料金等の出費を考えれば、お気に入りのお花を探してみたいと思います。
ところで、100mmマクロはライツとツアイスで違いはあるのでしょうか。
ライツの60mmはあるのですが、ワーキングディスタンスとれないと、父が100mm
マクロを欲しがるのですが。白と黒のSLが2台あるので、アポマクロエルマリートはかなり気になる一本です。

投稿: フォコマート2C | 2007年5月26日 (土) 23時19分

フォコマート2C さん、ライツとツアイスの100mmマクロの大きな違いは、拡大倍率です。ライツは1/2、ツアイスは1/1です。

その他、私の感覚ではライツのAMEはクリアーでヌケが良い描写をし、ツアイスは穏やかで粘り強いと思っております。

普通に考えるとAMEはマクロレンズとして最高のレンズでは無いでしょうか。また、AMEはマクロ意外でも素晴らしい中望遠レンズとして使えます。
ただ、私はマクロの領域ではMPの方が好きです。このレンズの良さはマクロレンズでありながら、どの領域でも硬すぎる事は無い点です。思いっきりクローズアップをしても自然な感じに撮れるのがこのレンズの最大の美点だと思います。

投稿: kk | 2007年5月27日 (日) 00時36分

3カムの出物があれば狙いたいと思います、所有者ならではの深いコメント有難うございました。大変参考になりました。

投稿: フォコマート2C | 2007年5月27日 (日) 00時54分

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