刺巻湿原の水芭蕉
Camera : Cambo Wide 470, Lens : Super Angulon 47mm F5.6 XL, Film : RDP3
今年のゴールデンウィークは、花が好きな者にとっては至福の年でありました。
総じてお天気が良く、近年の傾向では盛りを過ぎていた北東北の桜も今年は満開。秋田県の田沢湖・角館方面では水芭蕉、カタクリ、桜と同じ時期に鑑賞できました。ゴールデンウィーク前の気温が低かったおかげですね。
桜の花見から帰って関東では、ツツジや藤の花が満開。例年だと5月の2週目、3週目に咲く街角のハクウンボク、キリも花を付け始めました。ゴールデンウィークに入ってから気温が高い日が続いたおかげですね。
私の家でも、バラ、ハニーベル、ライラック、アラビアンジャスミン(マツリカ)、ジュネ、カラタネオガタマ、アグライア(樹蘭)、ムスカリ、フリージアが咲いて良い香りを振りまいております。いろいろな香りが混じってちょっと収拾がつかない感じでもあるのですが、ここまで各種の開花が重なることは稀です。
この調子だと、5月の後半には急に寂しくなってしまうのでは無いかと不安になります。
ここまで、桜、カタクリと写真を掲載してきたので、最後は水芭蕉。秋田県の田沢湖の近く刺巻の湿原です。秋田新幹線の車窓からも刺巻駅の左側にある群生地を見ることが出来ます。ただ、本格的に見るならば駅からちょっと歩けば、木道が整備された湿原に出ることが出来ます。高層湿原に咲く水芭蕉も良いですが、ハンノキの林の中に咲く水芭蕉も捨てがたいものがあります。
この写真も、45判で47mmの超広角レンズを使い手持ち撮影したものです。F8,1/60秒。約1m先にある水芭蕉の花に目測でピントを合わせております。といってもノーファインダーだからいい加減ですが..。実は、この辺り単線の木道で、立ち止まるのも気が引ける場所なので、歩きながらカメラをセットして、姿の良い水芭蕉を見つけてはササッとシャッターを切るという撮影をしていたのです。
| 固定リンク
コメント