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2007年5月13日 (日)

ナガミヒナゲシへの想い

Img_8047_w camera : Canon 5D, Lens : Home made soft focus lens 200mm F3.5

この写真は家の庭に蔓延ったナガミヒナゲシの現在の状況です。庭というのもおこがましい荒地ですが、ここにもナガミヒナゲシはやってくるようになりました。

本当は、自然にやってきたわけではなく、雑草として生えているところから、家内が種を持ってきて、家の周りに内緒でばら撒いたのだと思います。おそらく彼女はそれを毎年やって来て、気が付いたら家の周り中この花が蔓延っております。

これは、当家の植物のうちで、彼女が唯一育てている植物で(といっても実を取って、あたり一面に投げているだけだけど)、私も嫌いでは無いので蔓延るに任せております。

ところで、このナガミヒナゲシは日本では、昭和30年代に東京の世田谷で最初に発見されたそうです。この言い方もちょっと面白いですね。というのは、帰化植物とはまだ呼ばれていないようです。これがもっと日本全国に土着すると帰化植物と呼ばれるでしょうが、まだその前の段階なのかも知れませんね。

また、同じく海外からやってきて野生化した花でもハタケニラなどは、園芸植物が野生化したもので、また、ニセアカシア等は有用植物として植林されたものが、野生化したものとして経緯が明らかです。それに比べるとナガミヒナゲシは、ヒメジオンのように何かに混じって種が入ってきた、由緒正しい、帰化植物の王道の入り方をしたと言えるかも知れません。

しかし、待てよ。種が入っている実をちぎって、ぺんぺんと辺りに投げつける家内の姿を想像して思い当たりました。この花は、こんな風に日本にやってきたのかも知れないと。誰かが最初に、雑草として生えているナガミヒナゲシの実をヨーロッパから持ってきて、日本に撒いた、愛らしい花だから、花を見た人が実を取って他の場所に撒いた、そして増えて行った。

たぶん、この推理は当たってる。この花を見れば、みんな納得するでしょう。

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