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2007年4月10日 (火)

ソフト フォーカス レンズを作ってみました。

Fukenkosoft200_1_w Fukenkosoft200_w Camera : Pentax 67, Lens : Fukenko-soft 200mm F3.5, Film : RVP100F

クローズアップレンズには一群2枚のアクロマート補正されたものもあり、このレンズを使ってソフトフォーカスレンズを作ってみました。

この構成は有名なニコラ ペルシャイドや、ピンカーン & スミスのソフトフォーカスレンズと同じ構成なのですが、私が出入りする「中判への誘い」で「れんずまにあさん」が、ヒントを下さるまで気が付きませんでした。

もともと、私はこの構成のレンズには興味があり、Cookeが新しく作ったピンカーン & スミスのレプリカの中古を必死に探していたくらいです。
私は、ピンカーン & スミスのレプリカであるバイクェーリーhttp://hanano-kaori.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/pinkham_biquali.htmlを保有しているのですが、バイテンのポートレート用の14インチという焦点距離は中判では使いづらく、Cookeが作ったレプリカであるPS945が欲しくてたまらなかったのです。

ちなみに、名前のPSはもちろんピンカーン & スミス、9は9インチであること、45は明るさがF4.5であることを意味しております。
このレンズは日本で買うとしたら30万円以上、それでも日本での値段は良心的な方で、世界の何処で買っても新品はそれ以上の価格なのです。
もちろん、このデジタルなご時世、こんなマニアックなレンズの中古など滅多に出てくるもんじゃあ、在りません。

一万円で、これと似たような効果のあるレンズが出来るなら、是非挑戦する価値があります。

光学的な計算は以下の通り

2つのアクロマート補正クローズアップレンズのカメラ側をA、被写体側をBとすると、

1/合成焦点距離=1/Aのf値+1/Bのf値-ABの距離/(Aのf値*Bのf値)
倍率=Bの焦点距離/Aの焦点距離
合成F値=倍率*合成焦点距離/Bのレンズ径

これを元に試行錯誤を繰り返して、好みのAとBのレンズ位置を決めます。レンズの位置が決まったら真中に絞りを入れます。今回はコパルの3番シャッターを使いました。もちろんシャッターも使えます。さらに今回はPentax67で使うことを想定していたので、ヘリコイドをつけます。これで完成です。

ケンコーのクローズアップレンズは1000をナンバーで割った数値が焦点距離で、今回はNo3を使いましたので、クローズアップレンズ一枚の焦点距離は333mmとなります。

Img_6703_w 今回の組み合わせで、合成焦点距離は約200mm、明るさはF3.5程度と計算されます。で、今回のレンズはフケンコー ソフト200mmF3.5と命名。この次は77mmのNo2レンズを使って、フケンコー ソフト 300mmに挑戦しようかなと思っておるところです。

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