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2007年4月30日 (月)

マイブームのお花見スポット

Img_7656_w 角館の枝垂桜、五部咲き4月26日

Img_7746_w 大潟村の桜、五部咲き4月27日

Img_7927_w 弘前城の桜、五部咲き4月29日

Camera : Canon 5D, Lens : EF 24-105mm F4L

二日休みをもらって東北の桜を見に行ってきました。以前はゴールデンウィークが丁度見ごろであったのに、温暖化の影響で最近はゴールデンウィークでは盛りを過ぎていることが多かったので、ゴールデンウィークの前に見に行くことを計画していたのです。特に今年は暖冬だったし。

ところが、今年は3月以降寒い日が多く、桜の開花も思ったほど早まらず、平年並みかやや遅めの開花になった感があります。

私が最初に角館に着いた夜は、とにかく寒く、所によって雪が舞う状況でした。ゴールデンウィーク期間のスケジュールに関し、アレだけ慎重に同僚と家族との駆け引きを繰り返して巧妙に騙し取った休暇なのに、幸先が不安です。それでも、天候は持ち直し、桜も天候の回復を待っていたのか、どんどん咲いて来ました。マイブームの桜の名所、三箇所です。

角館は以前から桜の名所でありましたが、最近特に混むようになりました。それでも平日は観光客も少なく、普段の生活がある町です。この通りの光景も、全く変っておりません。

大潟村の桜と言ってもピンと来ないのが普通だと思います。ここは、ただ単に道の両脇に桜と菜の花を植えてあるだけですから、延々と何キロも。お団子も売っていなければ、イカも焼いておりません。ただ単に延々と、桜の花と菜の花が咲いているだけです。とらえどころが無いので、お休み中のトラクターにアクセントになってもらいました。

ゴールデンウィークの人出のトップを常に争うのが弘前城の花見です。お花見の時期がたまたまゴールデンウィークと重なるから、沢山の人が訪れてる訳ではありません。ここの桜はわざわざ遠方から見に来る価値があるもので、その為にゴールデンウィークを利用しているに過ぎません。色、つや、容姿、ロケーション、全てよし。特にこの場所は、これだけの写真屋さんがお客を待っているところからも、最高の場所なのでしょう。

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2007年4月24日 (火)

通勤鞄にはIkontaが

Shiodomenight_w camera : Ikonta Super six, Lens : Opton Tessar 75mm F3.5, Film : Tmax400

先週は本当に雨ばかりでした。ちょっと前に開花を確認していた浜離宮の駿河台匂い桜も見に行けず、安否が気になるところです。

雨は嫌ですが、自分が濡れないところに居れば、雨の景色も風情があって良いですね。お昼には賑わうテーブルも雨の夜は人っ子一人寄り付きません。

その光景が何となく綺麗だったので、カバンから折りたたみのカメラを取り出して、一枚撮ってみました。このカメラは蛇腹の折りたたみカメラですが、赤窓式では無いので感度の高いフイルムが入っております。

このタイプのカメラはフイルムの平面性が悪く出来れば絞って使いたいのですが、手ぶれを防ぐためにやむなく開放で撮ってます。この写真も右上部分が少し浮いている気がします。

それでも全体でみると、このレンズは開放でもなかなか良い描写をしてくれました。通勤鞄にIkontaは必需品です。

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2007年4月22日 (日)

ミヤマシキミのつつましい香り

Img_7476_w camera : Canon5D, Lens : EF24-105mm F4L

以前、ここのお家の方に自慢の「ヤブコウジ」を見せてもらいましたが、自分は「ミヤマシキミ」に思えたので花の時期にもう一度みたいと思っておりました。

やはりミヤマシキミで、この木は雌木だったので白っぽい花と、去年の名残りの実をつけておりました。ミヤマシキミは個体差が大きいのか、それとも亜種なのか、とにかく色々な姿のものがあります。

そもそも、この木がミヤマシキミと呼ばれる理由も、仏事で古来から使う為に栽培してきたシキミに葉が似ており、それが山に自生していることからミヤマシキミと呼ばれた訳で、日本での普遍性から、様々なバリエーションがあっても全く不思議なことではありません。この木は背丈が低く匍匐性が強いことから正式にはハイミヤマシキミと呼ばれるものかも知れません。

この仲間はシキミと似た葉を持っていたので、ミヤマシキミと呼ばれたものの、シキミとは花の形、実の形は全く違ったものです。シキミはシキミ科の植物ですが、ミヤマシキミはミカン科です。

しかし、葉の形が似ているだけで赤の他人のクセに、不思議なことにこれらは同じ成分の毒性をもっているのです。これは偶然の一致なのか、やはり何か共通するところがあるのか興味があります。

ところで、元に戻ってこの家のこの木ですが、たとえ木の名前がどうであれ、調和のとれた場所に、具合よく収まっており、素敵でした。丁度開花を迎えており、全く毒を感じさせない、まろやかで穏やかな香りを漂わせておりました。この香りはちょっと意外な気もするのですが、日本古来からの自生種だと思えば、さもあるかな、と思えるつつましい香りです。

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2007年4月21日 (土)

癒しの案内板

Shinbashi_w Camera : Super six, Lens : Opton Tessar 75mm F3.5, Film : Tmax400

新橋の駅前ビル、昔ウツキカメラが入っていたビルには、いまだにこんな案内板があります。

この案内板がある辺りは都心にもかかわらず、時間がゆっくり流れている気がして心が休まります。

新橋の駅に降りる機会があったら探してみてください。

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2007年4月19日 (木)

JR鶴見線、国道駅

Kokudo_w Camera : Pentax67, Lens: SMC Takmar 55mm F3.5, Film : TXP320

この怪しげなところは何処かと言うと現在のJR鶴見線国道駅です。この上を鶴見線が走り、このアーチの下の通路に改札口があります。改札口といっても、簡易自動改札機があるだけですが。

この場所もいつかは、モダンに改装されるかも知れません、しかし、この状態が長く続いております。大好きな所なので、いつかちゃんと写真を撮りたいと思いながら、ここに来る時はいつも古いレンズをつけたカメラを持ち、三脚は持っておりません。

たぶん、そんな古いカメラやレンズを使おうとするから、ここに来てしまうのですね。それとも、気軽に古いカメラをもって、古めかしい風景の中に居ることが、私にとって一つの心の安らぎになっているのかも知れません。

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2007年4月17日 (火)

香さへなつかし山吹の花

Eishoji_w Camera : Bessa II, lens : Color Heliar 105mm F3.5, Film :RVPF

山吹の花は思い描いた通りの香りがします。どんな香りかと言うと、柔らかく、穏やかで、控えめな甘さの香りです。それでも山吹が群生する小道はとてもよい香りに包まれます。

山吹の花は日本由来の花なので、昔から和歌にもいろいろ歌われておりますが、香りについて歌われているものを検索すると古今集の「春雨ににほへる色もあかなくに香さへなつかし山吹の花」が出てきます。

この歌には、「にほへる色」、「香さへなつかし」と香りに関する言葉が二つ出てきますが、「にほへる」の方は色にかかることからも解るように視覚的な鮮やかさを意味しています。「香りさえなつかし」は、香りも好感がもて、いとおしいという意味です。でも、この歌の主題は鮮やかな山吹の花の姿にあり、それをあらわす事に「にほい」が使われたので、「香り」が添え物になった感があります。良い香りを持ちながらそれを主張しない、山吹に花の姿そのままの歌ですね。

また、山吹の歌で有名なのは、何といっても「七重八重花は咲けども山吹のみのひとつだになきぞあやしき」という歌ですが、太田道灌の逸話がこれを有名にしています。何でも、鷹狩に出かけた太田道灌が雨具を借りようと、山吹の里のあばら家を訪ねたものの、出てきた娘さんに山吹の枝を差し出され、怒って帰ったところ、これは有名な歌にかけて、貸し出す雨具(蓑)がなくてすみませんという意味であることを諭され、自分の無学を恥、発奮して勉強し、歌人としても秀でた者となった、とのこと。

話としては、つっこみどころが満載の話で、当時の日本の教育水準って、村の娘っ子が後拾遺集の兼明親王の歌を知っていて、ここぞ!とばかりに使いこなせるレベルだったのか。村の娘っ子が、勇猛な武将を相手に、本気で機知たっぷりに応対したのか。等々。

ここからは、私の妄想。娘さんは、落ち目ではあるものの名のある家のご令嬢。血気盛んな道灌さんは、鷹狩にかこつけて、娘さんをナンパしに出かけました。居りよく雨になったので、それを口実にしけこもうと思ったものの、娘さんからは山吹の枝を差し出され、ハタと困った。機知にとんだ返答の仕様が無い。泣く泣く帰って、女心をつかむには、あんな時こそ気の利いた歌の一つもひねって、答えなくちゃいけない。よーし頑張るぞー。こっちのほうが真実味があると思いません?

Img_7423_w 風で飛ばされたのか睡蓮鉢の水面に山吹の花が落ちていました(eos 5D,EF24-105)

この山吹の里を自認する場所は幾つかありますが、今回紹介する山吹の写真は鎌倉の英勝寺のものです。ここは太田道灌の屋敷跡であり。太田道灌の孫娘で、徳川家康の側に使えたお勝の局が出家して英勝院となり開いたお寺です。いくつかある山吹の里よりも、より太田道灌に近いと思われます。ただ、山吹の香りを楽しむのであれば、関東近郊なら、浜離宮をお勧めします。あそこの山吹は何故か香りが強いのです。

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2007年4月15日 (日)

好きな場所に好きな電車が来たら

Img_7353_w Camera : Canon 5d, Lens : EF24-105 F4L

好きな場所に好きな電車が来たら、後追いでも写真を撮らずには居られませんね。これはサガです。本当は山吹の花を見に鎌倉に来たのですが、300系の江ノ電を見ることが出来、本日は良く出来ました。です。。

好きな場所が多い江ノ電でも、ここは大好きな場所のうちの一つです。狭い道路と同じ高さを走る線路、その間には柵もありません。それどころか、線路の向こうには家の門があります。家の住民は玄関を出て門を通り、線路を渡って道に出ることになります。

危険と言ってしまえばそれまでですが、この辺りに住む人々は昔から江ノ電と共存してきたので、門の前に江ノ電の線路があり電車が通る。それが日常です。

写真の電車は、江ノ電のなかの江ノ電、300系と呼ばれる電車です。昔から江ノ電が使われるドラマ、CMには必ず登場してきた江ノ電の顔です。

しかし、この形式もあと2編成しか残っておりません。一日でも永く活躍してくれるよう、願うばかりです。

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2007年4月14日 (土)

ベビーパール、子泣きじじい説

Bebypearl_w Babypearl_w camera : Baby Pearl, Lens : Hexar 50mm F4.5, Film : Macophot UP100

一枚目には傷が、2枚目にはニュートリングがあるのですが、修正してません

ベビーパールは昭和9年から昭和25年にかけて作成されたベスト判のハーフカメラで、画面サイズが3cmX4cmあります。作成した会社は六櫻社、その後、小西六、コニカ、コニカミノルタとなり、カメラの製造を止めてしまいましたが、当時はカメラのリーディングカンパニーです。

16年もの間作られたカメラですが、製造会社の名前が六櫻社から小西六に変わること、間に太平洋戦争を挟むこと、ついているレンズの違い、圧板の違いによってある程度年代がわかりそうです。

私のものは、社名が六櫻社、レンズがHexar Ser.I 50mm F4.5、圧板が取り外し式、カメラのフレームのふちが銀色塗装であること、さらにカメラの内側に昭和11年に発売されたさくらクロームASA50のイラストがある事から、昭和11年から12年のセミクロームモデルでは無いかと思います。昭和12年からはレンズがHexar Ser.I 50mm F3.8になります。

このカメラ「清掃したら置物にはなる」という事で買いましたが、「絶対に使ってやる」と心に決めておりました。清掃するうちなんとなく使えそうになりましたので、この状態でとりあえず試写してみることにしました。基本はジャンクカメラだったので、スローシャッターのメンテナンス等が本当は必要だし、光線漏れのテストの意味もありました。

ベスト判のフイルムは、レモン社ではブローニーを切断したものが手に入りますが、クロアチア製のエフケというフイルム、またはそのOEMのマコという名のフイルムがもっと安く手に入ります。ブローニーを切断したフイルムの裏紙がどうなっているか、私は見たことが無いし、今回は初めてなので、マコのUP100を使って試写してみることにしました。はじめからベスト判用につくられているフイルムなら、ベスト判カメラにあった裏紙がついているはずです。

改めてフイルムを見てみると、その細さにまず驚きます。この細さから想像するに、ものすごい巻き癖がついているはずです、ハーフならまだしも、ベスト判のフルサイズで使ったら、平面性はまず当てにしないほうが良いでしょう。さらにこの細さはまた別の影響を与えます。

最初はスムーズに回っていた巻上げが、だんだん重くなり、最後にはフイルムが切れるのではないかと思うくらい重くなります。そもそも握力が強くない人は巻くことが出来なくなるでしょう。つまり小さな歯車を回すうちは、小さな力ですむものが、大きくなると強い回す力が必要になるという、理科で習ったことがあるような、無いような原理が働くのです。この感覚はまるで、妖怪子泣きじじいをおんぶした感覚に似ております。(実際におんぶしたことは無いけど)

さらに、このまき癖は現像時にも影響して、唯一の現像道具であるパターソンのリールに巻くにも苦労します。結局、このカメラ、置物にするのが一番正しく、あえて使う時はダークバックを持参のうえ、14枚程度であきらめ、ダークバックの中で蓋を開けてフイルムを巻き取る。現像時にはフイルムのお尻を大胆に切って、少しでも巻き癖を減らして巻き込む。これでどうでしょう。

今回の試写で、条件によって光線漏れが発生し、またフイルムに傷が付く場合もあることが解りました。結局置物になるかも知れませんが、近くオーバーホールの旅に出てもらうつもりです。何といっても大戦を乗り越えたカメラです、大切にしなくては。

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2007年4月13日 (金)

ベビーパールで直角三角形を考える

Img_7311_w Img_7327_w 昔、算数の問題で辺の長さが3cm,4cm,5cmの直角三角形が良く出てきました。直角三角形の斜辺の長さの二乗が底辺の二乗と高さの二乗の和に等しいことから、この数字だと辺の長さが全部整数になるからなのでしょう。

で、何かというと、ベビーパールのフイルムサイズが横3cm、縦4cm、レンズの焦点距離が5cm、教科書どおり、フイルムサイズの両辺の二乗の和の平方根という標準レンズをつけています。まさしくあの直角三角形の図式です。

で、それがどうした?と言われると、ただそれだけ、であります。

それだけのネタでBlogを更新するの?と言われると、その通りであります。

使用感とか作例は、またの機会に。

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2007年4月12日 (木)

ハウステンボスは美しいと思います

Img_6942_w Camera: canon 5D, lens : EF24-105 F4L

テーマパークは元になったコンセプトがあるからテーマパークなのです。しかし、その為不自然さが付きまといます。人工的に作った景色にあざとさを感じてしまう時があります。

でも、そういう景色は美しく無いのか、、、美しいです。いい加減に気が付けよと自分を諭します、へんな先入観のおかげでどれだけの後悔が残った?と。

ハウステンボスは美しいです。模倣であろうが、不自然であろうが、美しいです。その光景を見ることが出来るのは、幸せな事だと、つくづく思います。

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2007年4月10日 (火)

ソフト フォーカス レンズを作ってみました。

Fukenkosoft200_1_w Fukenkosoft200_w Camera : Pentax 67, Lens : Fukenko-soft 200mm F3.5, Film : RVP100F

クローズアップレンズには一群2枚のアクロマート補正されたものもあり、このレンズを使ってソフトフォーカスレンズを作ってみました。

この構成は有名なニコラ ペルシャイドや、ピンカーン & スミスのソフトフォーカスレンズと同じ構成なのですが、私が出入りする「中判への誘い」で「れんずまにあさん」が、ヒントを下さるまで気が付きませんでした。

もともと、私はこの構成のレンズには興味があり、Cookeが新しく作ったピンカーン & スミスのレプリカの中古を必死に探していたくらいです。
私は、ピンカーン & スミスのレプリカであるバイクェーリーhttp://hanano-kaori.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/pinkham_biquali.htmlを保有しているのですが、バイテンのポートレート用の14インチという焦点距離は中判では使いづらく、Cookeが作ったレプリカであるPS945が欲しくてたまらなかったのです。

ちなみに、名前のPSはもちろんピンカーン & スミス、9は9インチであること、45は明るさがF4.5であることを意味しております。
このレンズは日本で買うとしたら30万円以上、それでも日本での値段は良心的な方で、世界の何処で買っても新品はそれ以上の価格なのです。
もちろん、このデジタルなご時世、こんなマニアックなレンズの中古など滅多に出てくるもんじゃあ、在りません。

一万円で、これと似たような効果のあるレンズが出来るなら、是非挑戦する価値があります。

光学的な計算は以下の通り

2つのアクロマート補正クローズアップレンズのカメラ側をA、被写体側をBとすると、

1/合成焦点距離=1/Aのf値+1/Bのf値-ABの距離/(Aのf値*Bのf値)
倍率=Bの焦点距離/Aの焦点距離
合成F値=倍率*合成焦点距離/Bのレンズ径

これを元に試行錯誤を繰り返して、好みのAとBのレンズ位置を決めます。レンズの位置が決まったら真中に絞りを入れます。今回はコパルの3番シャッターを使いました。もちろんシャッターも使えます。さらに今回はPentax67で使うことを想定していたので、ヘリコイドをつけます。これで完成です。

ケンコーのクローズアップレンズは1000をナンバーで割った数値が焦点距離で、今回はNo3を使いましたので、クローズアップレンズ一枚の焦点距離は333mmとなります。

Img_6703_w 今回の組み合わせで、合成焦点距離は約200mm、明るさはF3.5程度と計算されます。で、今回のレンズはフケンコー ソフト200mmF3.5と命名。この次は77mmのNo2レンズを使って、フケンコー ソフト 300mmに挑戦しようかなと思っておるところです。

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2007年4月 8日 (日)

TXP320を現像してみました

Txp320_200_3_w Txp320_200_4_w Camera : Pentax 67, Lens : SMC Takumar 55mm F3.5, Film : TXP320, E.I 200

最近また白黒フイルムで、何かの写真を撮り、自分で現像するということをやり始めましたが、白黒フイルムの現像は、子供の頃は当たり前にしておりました。

当時鉄道少年だったので、鉄道の写真を撮ることが多く、安く仕上げることは何よりも優先されるものでした。したがってフイルムは100フィート缶のトライXを巻いて使い、現像はD76の粉末を使って自分で行っておりました。この組み合わせは鉄オタの常識で、グローバル スタンダードでもあった訳です。

今回、懐かしいトライXを探したものの、ブローニーではもう販売しておりません。ISO400のフイルムではTmax400が一般的なようです。

それでも、かろうじてTXP320というISO320のトライXもどきのフイルムがあったので、これを使ってみることにしました。ただ、このフイルムは裏紙のない220しかなく、日頃使っている蛇腹カメラでは使えないので、主にペンタックス67で使うことになります。

また、問題がもう一つあって、私が現在使っている超希薄現像液の処理で、果たして220フイルムが現像できるか、出来たとしてトライXらしい描写になるのか、情報がみつかりませんでした。

そこで、とりあえずフイルムは感度200で撮影し、現像液は通常の超希釈倍率で薄め、現像液を多めに使って現像してみました。その結果、なんとなくトライXとTmaxの中間みたいなネガになってしまいましたが、これはもともとこのフイルムの特性なのかも知れません。

それでもハイライトの出方に往年のトライXの面影があるような気がします。

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2007年4月 7日 (土)

浜離宮のライトアップに行ってきました

Img_7261_w Camera : Canon 5D, Lens : EF24-105mm F4L

仕事帰りに浜離宮のライトアップに行ってきました。浜離宮は職場のすぐ近くにあり、私は年間パスポートを保有する常連さんなのですが、なにせ閉園時間が通常5時であり、汐入の池の夜景をみたくても日ごろは見ることができません。

桜の季節に一週間程度行うライトアップの時期はまさに天からの授かりもので、時間のゆるす限り出かけたいと思うのです。パスポートでそのまま入れるし。

実は、ライトアップはいろいろな演出があり、真っ赤な照明を浴びて身をくねらす松の姿などは、場末のストリップを連想してしまったりするものの、まあ良しとしましょう。

さすがに汐入の池には、余計な演出もなく素直なライトアップです。そしてシオサイトのビルや東京タワーを背景にして想像通りの美しさです。

Img_7255_w 表題の桜は、今の時期のこの公園で一番お気に入りの木です。名前は.....ど忘れしてしまったのでまた今度。この桜の木には充分な光が当たって無いため、花の写真は上手く撮れません。残念と思う矢先に、お嬢さんが携帯からスポットライトを当てて撮影を始めました。光を少しおすそ分けしてもらおうと思ったものの、後ろめたさからぶれてしまいました。

ぶれているし、小さなサイズにするので、アップさせてくださいネ。

Img_7281_w 桜は写ってませんが、浜離宮のライトアップの広報っぽい写真を一枚。お茶屋と東京タワーは外せませんね。

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2007年4月 5日 (木)

ホウサイラン(報歳蘭)の香りで早春に幸せを感じる

Img_6719_w Camera : canon 5D, Lens : Angenieux 100-105mm F2 for projector

ホウサイランは恵蘭と呼ばれる東洋蘭のうち、早春に花を咲かせる蘭の総称です。中国ホウサイラン、台湾ホウサイラン、タイミンラン等がこれにあたります。東洋蘭の常としてこれらの品種のなかにもヒエラルキー(上下関係)がありますが、早春に素晴らしい香りの花を咲かせてくれることに変わりはありません。

ホウサイランは漢字で報歳蘭と書くことからも、新年を祝福する花です、ただ、この新年は旧暦の新年ですから、今の暦だと2月から3月に咲く花と考えると間違いありません。

写真のホウサイランには呉字翠というラベルが張ってありました。というか、呉字翠と書かれた短冊だけが手がかりで花が咲いてやっと、ホウサイランだったと解った次第です。とにかく、この手の園芸趣味には疎くて、詳しい事はわかりません。

このほか、ピンクの縞の花が美しい櫻姫という名前の花もあり、園芸店でただ「ホウサイラン」という名前で売られる茶色の花の品種とともに、入手しやすく育てやすいものではないでしょうか。ちなみに、私の呉字翠は大宰府の近くのお土産屋さんで衝動買いしたものです。

花の香りは、いわゆる高貴な東洋蘭の香りなのですが、そのなかでも馥郁とし、穏やかな香りに感じます。咲く季節のせいもあるのでしょうが、ホウサイランの香りは穏やかに長く続きます。3月の週末の朝は、陽光とホウサイランの香りに包まれて目覚める度に、自分はなんて幸せなんだろう、と密かに感じておりました。

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2007年4月 3日 (火)

エリスマン邸での写真展

Group4_w エリスマン邸、斜面に建つ家なので地下室のホールも明るく、広々。

Group3_w  椿に雪柳のアレンジ。椿の落ち葉は演出かと思っていたら、おばさんが葉をくしゃくしゃともみつぶして捨てておりました。

Group2_w_1 ボランティアのピアノ演奏。素敵です。

全て、Camera : Super Ikonta six, lens : Opton Tessar 75mm F3.5, Film : Tmax, HC110

先日、WEBで知り合った方々の写真展を見に、横浜の山下公園にあるエリスマン邸に行ってまいりました。私自身も横浜市に住んでいるものの、このようなコアな横浜に出入りするのは久しぶりです。
山下公園の丘の、あのあたりにあったなぁ、ということぐらいで、正確な場所は知りません。近くに行って景色を見たら思い出すだろうと思って、車のナビに「港が見える丘」と入れたら「港が見える丘展望台」が出てきたので、目的地にセットして出かけました。

しかし、ナビは東名高速に向かって誘導します。最初は右に左にしたがって見たものの、案内が気に食わないので、いつも通る道に強引に出て自力で「港が見える丘公園」につきました。しかしナビはかまわず再検索します、はぁと思って縮尺を広げてみると、「港が見える丘展望台」は沖縄の渡嘉敷港のそばにあり、ナビはそこにつれて行こうとしていたわけです。横浜の公園の名前は「港の見える丘公園」で、「が」と「の」の違いで危うく沖縄まで行くところでした。

非常な困難を克服して、たどり着いた写真展は素晴らしく、ここしばらくは白黒フィルムで写真を撮ろうと、思いをあらたにしました。写真展は盛況でしたので、ご挨拶もする機会がなく、鑑賞した後は帰るだけでしたが、かばんにカメラとフイルムが入っていることを思い出し、フイルムを入れて記念写真を撮ってきました。

蛇腹の折りたたみカメラは、本当に便利です。便利なカメラであるのですが、難点は、フイルムのコマ間が狭いことです。何でも、このカメラが作られた当時と現在ではフイルムや裏紙の厚さが薄くなってしまった為、正確なコマ間が出せなくなったとのことです。

私は通常、フイルムの巻き始めに裏紙に付箋を張りさらにスタートマークを通り越して、裏蓋を閉めます。こうすると、少しはコマ間がマシになるのです。この時は付箋を忘れていましたが、どうせ自家現像するのなら、たとえコマが重なっても好きなところで切ればよいので、気が楽です。

フイルム一本12枚の記念写真を撮って、会場を後にしました。多からず少なからず12枚は収まりの良い数ですね。

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2007年4月 1日 (日)

禁断のつれづれ日記

Ikonta3_w_1 Camera : Super Ikonta Lens : Opton Tessar 75mm F3.5 Film : Tmax 400

ブログの更新を止めてから久しいのですが、私の身に何か起こった訳でなく、まとまったテーマが無くなっただけであります。

私は現在も健康(?)で、花を育て(水をあげるだけだけど)、花を探して(近所のホームセンターにね)、記録して(ほとんどデジカメだけど)おります。

変ったことと言えば、最近白黒フイルムを使った写真を撮るようになりました。白黒写真を本格的に撮るのは鉄道オタクだった頃から数えて30年ぶり、最後に白黒写真の現像をしてから25年の月日が経っております。

この心境の変化は、近い将来、フイルムが無くなることを想定して、「遊べるうちに遊んじゃおう」と、ただそれだけなのですが、いざ再開してみると、なかなか面白いのです。

カラーだと、撮影する意欲が湧かないものでも、白黒フイルムだと撮って見たくなるものが意外に多いのです。しばらく、白黒の目でモノを見て楽しんでみようかなと、またブログにのっけてみようかな、なんて思いはじめました。

そう、禁断のつれづれ日記です。。最初にブログを始めるときに、ああはなりたくないなぁー。とか、ありがちなんだよねー、等と思っていたつれづれ日記に、ついに私も落ちて行こうと、前向きに思うこの頃であります。

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