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2007年1月28日 (日)

Kinoptik 500mm F6.3, Kern Apo repro 210mm F6.6,

このBlogで撮影機材の記事を書くのはこれが最後になると思います。もともと香りの良い花の記事だけではBlogを維持できなかったので、これを補完して更新を稼ぐ意味がありました。カメラやレンズの紹介はもっと専門的なBlogがあるので、私の記事にはあまり大した価値はありません。あるとしたら、通常写真の撮影に使われない特殊なレンズで実際に撮影した作例が見られることかも知れません。

最後にちょっと変わったレンズを2つほど紹介して終わりにします。

Img_0066_w まずはKinoptik Tele 500mm F6.3。Kinoptikにはムービー用に Aplanat 500mmF5.6というレンズがありました。今でもたまに海外オークションで見ることが出来ます。ところが私が手に入れたものは500mmF6.3、絞りも無い特殊レンズです。何の為のレンズだったのか興味深深なのですが、未だに不明です。このレンズは絞りも無いレンズヘッドだけの代物ですが、F5.6のレンズより小型軽量です。

イメージサークルは4x5を楽勝でカバーしそうなのですが、とりあえずPentax67につけて見ました。Teleという割にこれだけ長い鏡筒が必要です。実際に試写して見ましたがPentax67ではこの鏡筒だと周辺が蹴られ暗くなります。

Img_0052_w デジタルカメラ(EOS 5D)につけて解像度を調べてみた作例が左のものです。完全では無いにしても色収差もよく補正されており、写真を撮る為に使ってもよさそうです。シャッターはともかく絞りは欲しいので、現在ユニバーサル5番シャッターに組み込む作業をしております。

Img_6538_w 次は、KernのReproレンズ210mmF6.6。この手のレプロレンズはアポ ニッコールが有名ですが、Kernも作っていたようです。Kernという名前はスイスの光学メーカーで、Alpaの標準レンズであるMacro Switar 50mmを作っていた会社として有名です。

Kernのレンズは随分小さくまた明るさもF6.6とこのタイプのレンズとしては明るいので、中判の接写用レンズとしてどうかと思い買ってみました。

Img_6529_w このレンズは見るからにガラスの材質が柔らかそうで、届いたレンズは傷だらけでがっかりだったのですが、これもデジタルにつけて解像度を見てみることにしました。その作例が左のものですが、これはF25に絞っています。もともと絞っても回折を起こさないようなレンズとして期待していたのでこれだけ絞ったのですが、開放で撮ったものよりコントラストは低下しているようです。

絞って、容赦なくカリカリに写すなら、このレンズより同じような焦点距離のニッコールAMED210mmF5.6のほうが優れているようです。

実は、まだまだ怪しいレンズはあるのですが、この手のレンズで実際に撮影することは大変な労力がいるのです。場合によっては専用のカメラを作ることも必要です。こうなってくると私の力では手に負えないものも出てきます。

私が持っていた航空ステレオ写真撮影用のBiogon38mmF4.5もそんなレンズのうちの一つでした。このレンズはネットで知った610様のところで見事によみがえり、またフイルムに像を結ぶことになりました。このカメラと作例は610様のHPhttp://mutohide.ddo.jp/で見ることが出来ます。

最後に最も面白いカメラを見せてくれるHPのリンクを貼って、「香りの良い花は好きですか」の撮影機材と作例の記事は終了です。ありがとうございました。

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コメント

こんばんは
大好きな桐の花や今裏庭で咲いている枇杷の花など目配りの良い取り上げ方に感心していました。
1年間ご苦労様でした。
本日夕方にやっと新しいヘリコイドにビオゴンが移転しましたがときならぬ雪で遠方が見えませんので
ピント合わせは明日の仕事です。
どうも写真を写すのは本当に苦手で、天は二物を与えずだなぁと・・・
今度のグループ展も何を出すべきか悩んでいます。
とても珍しいビオゴンで遊ばせていただき深く感謝しています。
週明けには好天に恵まれるのではないかと思います。
今度はカラー写真でテストしたいと思います。

投稿: 610 | 2007年2月 1日 (木) 22時40分

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