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2007年1月18日 (木)

マダム・ピエール・オジュ (Mme. Pierre Oger)は枯れない

Mmpireoje_w Camera :RolleiflexSL66 Lens :Planar80mmF2.8 Film :RDP2

最近オールドローズが流行っていたせいか、人気のある品種は専門の園芸店だけでなく、ホームセンターでも安く手に入るようになりました。

このようなポピュラーな品種のうちの一つがマダム・ピエール・オジュ (Mme. Pierre Oger)です。文句のつけようがないほど、美しく、優雅で可憐なバラです。このバラの花に関しては説明されるより数枚の写真をみれば、十分だと思います。表題の写真はあまり良く写っていないのですが、美しい花を念じてみてください。

おまけにティローズの香りが少し混じったダマスクを基調とした素晴らしい香りがあり、返り咲き性さえもっております。バラの分類ではブルボンローズというカテゴリーに入りますが、このカテゴリーはティーローズとダマスクローズの自然交配種か、初期の人工交配種と考えられております。百年以上、生き残り、大切にされてきた選抜種です。

私は以前、オールドローズというのは、世間に忘れ去られたかわいそうなバラなのだろうかと思って興味を持ちました。ところが実際は、昨今のようなブームを何度も引き起こしてきたスーパーエリートのバラ達という認識に変わりました。これから先も決して枯れ果てることの無い、将来を約束されたバラ達なのです。

これに比べれば、近年のハイブリッド ティーは、あっという間に消えて行く危険性を、生まれた時から持ち合わせる、絶滅危惧種です。

このように、スーパーエリートのバラですが、こんな完璧なバラにも、美徳と思えないところもあります。それは散らないこと。梅雨時だと終わった花がそのまま腐ってゆく状況になることさえあります。

私は個人的に、散り様もバラの美しさの一つと思っているので、全盛を過ぎたら潔くハラハラと花びらを散らせて行くバラの方が好きなのです。

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