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2006年12月19日 (火)

パンジーの香りを哲学的に感じてみる

Panji_w Camera : Pentax 67, Lens : SMC Takumar 55mm F3.5, Film : RDP3

雪が降らない所では、パンジーやビオラは秋から春にかけ花壇の縁取りに最適な花なので、ホームセンターの売り場を覆うほど大量に出回ります。この時ホームセンターの園芸コーナーの辺りに漂う何気に良い香りはパンジーの花の香りです。

この香りは冬の訪れを予告するように、枯れ葉のような香りと、日向くさい香りと、花であることを主張するフローラルな香りが混じったような香りです。良い香りなのですが、誰でもうっとりといった単純な良い香りではありません。

パンジーの花がそこに在り、その香りに気が付こうとする人に滲みて来る哲学的な香りのように思います。欧州に、パンジーに香りが無いのは、香りを探って自分を摘みに来る人から身を守るために、神様に祈った結果であるという話があるとのことです。

パンジーは一般的には香りの無い花だと思われているのです。しかし、パンジーが溢れているホームセンターでは、警戒を解いて本来の香りをほんのりと発散するのかも知れません。

写真のパンジーは、フレンジがあることから、「シャロン」またはシャロンの交配種だと思います。パンジーの中では最も香りが強い品種のうちの一つです。

シャロンは花の模様も派手なので群植するには濃すぎる嫌いがありますが、その代わり少ない株で見ごたえがあります。また咲き始めから終わりまで花の変化を楽しむことも出来ます。もちろんパンジーの香りも、澄み切った冬の香りから生物の息吹を感じる春の香りまで変化をたのしむこともできます。パンジーの香りを感じてみたい人にはお勧めの品種です。

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