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2006年11月19日 (日)

S-Planar 74mm F4 M1:1

Img_5986_w 表題の写真のレンズはS-Planar 74mm F4, M 1:1と言います。M 1:1とあるのは、このレンズは等倍で使う為のものだと言うことを意味しています。その為にレンズ自体の明るさはF4でありながら露出の目盛りはF8から始まっております。等倍では露出倍数がかかり通常のF4が露出倍数でF8になるのです。

このレンズはライカスクリューマウントでしたので、L39-M42変換アダプターを入れて、一番小型のM42ヘリコイドをつけています。この状況で35mm一眼レフで無限遠が来ます。

もっとも、このレンズは本来半導体ステッパーレンズで、工業用につくられた高解像力、ゼロディストーションのレンズです。等倍で全く歪みが無いように設計されているので、写真の世界では中判スライドの複製には便利だったようです、しかし、野外でマクロレンズとして使われた評判は聞いておりません。

Splanar74_w Camera : Pentax 645, Lens : S-planar 74mm F4, Film : EPP

実際、このレンズで辺りの花を撮ってみると、6x6では拡大倍率が小さいことからイメージサークルが足りません。645がやっとです。またピントが来ているところはギンギンにシャープなのですが、ボケが硬すぎる嫌いがあります。

結局、このレンズは花や虫を撮るためには不適格でした。何か鉱物とかの光物だと素晴らしい能力を発揮しそうなのですが。

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コメント

これはまた美しいレンズですね。この手の業務用レンズには憧れます。
なんとか似合う被写体を見つけてあげたいと思ってしまいます。
まあぼちぼちと。

投稿: lensmania | 2006年12月 4日 (月) 02時50分

このレンズ、等倍で6x6をカバーして、またその時のコピー性能が圧倒的だから、他で使う時は評価が辛いのですが、35mmのデジカメで撮っても面白いですよ。今度そんな作例をUPしてみますね。

投稿: kk | 2006年12月 4日 (月) 21時42分

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