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2006年11月16日 (木)

スターリング シルバーは銀無垢のバラ

Img_6660_w Camera : Canon 5D, Lens : Macro Planar 100mm F2.8 AEG

青いバラはバラの育成家にとって夢だそうで、より青に近いバラが出来たといっては大騒ぎになります。青い花はいろいろありますが、例えばデルフィニウムの青色を持つバラが誕生したとして、私は魅力を感じません。

そんなに真っ青なバラの花束をもらっても寒いだろ、と思う訳です。青バラの作出は育成家の永遠の夢として、実現しなくとも良いと思うのです。

悪いことに、元々青い花色を出す色素が無く「見果てぬ夢」であったはずの青バラを、遺伝子組み換えで、パンジーの色素を移植して作ってしまった輩が最近現れ、後はどうやって濃縮するからしいのですが、何かが根本から違うような気がします。

ただ、その夢があったので、スターリングシルバーが生まれてきたのは事実です。このバラこそが、数ある「普通の青バラ」のルーツで、今ある全ての「普通の青バラ」はこのバラの血を引いているものといっても過言ではないでしょうし、またこのタイプのバラだけが持つ、特有の爽やかなダマスク風の香りは、このバラの香りがそうだったからで、このバラの香りが子孫に見え隠れ、アレンジされているのです。

このバラは1957年生まれですが、登場した時はさぞやセンセーショナルを引き起こしたことだったでしょう、スタシルマニアが生まれ切花は買い占められたと聞きます。

スターリングシルバー(sterling silver)とは、本来Silver925の事で、Silver925は銀92.5%、銅7.5%の合金で、硬度の問題で実質この合金で作られたものが銀製品となるそうです。

だからこのバラの名前は「銀無垢のバラ」といった感じです。今後、パンジーの青い色素を濃縮した青バラが幅をきかせるようになったら、正々堂々と銀バラとして売り出せば良いのです。

このバラは長い間欲しかったバラですが、青みに負けて来た為かショップで見かけることはありませんでした。だから京阪園芸のリストにこのバラのクライミングを見つけた時は本当に嬉しく思いました。写真のバラは春の花ですが、ウチでは今も咲いております。

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