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2006年11月23日 (木)

午後のティタイムにはソンブレユの香りを

Sombreuil_w Camera : Rolleiflex SL66SE, Lens : Kinoptik Paris 100mm F2, Film :EPR

バラの香りの分類にティーローズの香りというものがあります。その典型的な香りは紅茶の缶を開けた時に感じる芳香とされます。

おそらくその通りなのでしょう、しかし実際ティーローズの香りとして有名な銘花は何らかのフルーツフレーバーが混じっていて、香りに変化と奥深さがあります。

その為、紅茶の缶を開けた時とはフルーツフレーバーティの缶を開けた時の香りで、どんなフルーツフレーバーが入っているかは缶を開けた時のお楽しみです。

このようなフルーツフレーバーが入ったたティーローズの香りで最も好きな香りの一つがソンブレイユ(Sombreuil)の花の香りです。この花の香りは甘く、マスカットのような新鮮な印象も感じられます。

このバラは細くしなやかな枝の割りに、重ねの多い重そうな花が咲きます。その為支柱かなにかに誘引してつるバラとして育てた方が良いと思います。うまく肥培すると、連続的に開花してゆき、おいしそうな香りをたっぷりと振りまいてくれます。

私はこのバラに関しても秋の花が好きで、夏の間は開花させずに、秋のためにエネルギーを蓄えてもらいます。こうして花のシーズンを秋に引き伸ばしても、このバラは結構寒さに強く晩秋まで開花を繰り返します。

ただ、秋の花は小ぶりで、特にこの花の場合薄平たく咲くので、花に賑わいとボリュームを求めるならば、やはり春の花です。

この花の名前はフランス革命のヒロインの姓からとられたものですが、暗さを表す意味もあるそうです。そのことから夏の夜の暗闇に浮かびあがる様子が一番美しいという人もおります。私は、秋の夕暮れに残照を浴びてたたずむ姿が一番ではないかと思うのですが。

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