Angenieux 100mm F3.5
Camera :目測式蛇腹カメラ Lens : Angenieux 100mm F3.5, Film : 期限切れ2年ものリアラエース
私は「写真を撮りに出かける」ということはあまりありません。花や木を見に行きそれを記録するためにカメラを持って行くことが一番多く、次に鉄道風景を見に行きそれを記録するためカメラを、その次に.....以下略、なのです。
つまり、何が言いたいかというと、「写真を撮るのは記録する為で、記録さえ出来れば機材は何でも良い」ハズなのです。
その割に、使いにくそうなカメラやレンズばっかりこのBlogに出てくるのは何故でしょう。どうせ撮る記録なら変な機材で撮ったほうが面白いと、どこかで思って居るせいだと思います。
今回紹介するレンズは、Angenieux 100mmF3.5。Kodak Modele 42というカメラに付いていたものです。過去形なのは、このレンズは別のカメラに付け直されていたからです。何故このようになったかと言うと、本来のカメラのファインダーがあまりにも酷い為、レンズが家出して、さまよい歩いている為です。
それでは、Angenieux 100mmF3.5はKodakのカメラに不釣合いなくらい良いレンズかというと、少なくともシャープさでは近代のレンズに全く叶いません。良い雰囲気はありますが。
さらに、新たな宿主も赤窓式、目測のカメラですので、Kodakと何処が違うのだとも思うのです。しかし、そんなことを言い出すと、元々、記録の為にカメラを使うなら、目測式カメラなど持つほうがおかしいという矛盾点に、また突き当たってしまいます。
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コメント
こんばんわ KKさん
チネチッタの建物の塗装の色はモノクロで撮ると柔らかく独特の雰囲気があるので、私は試し撮りに良く行きますが、Angenieuxの柔らかい描写と合い、カラーでも良い雰囲気ですね。
投稿: staka | 2006年11月12日 (日) 22時05分
Staka さん こんばんわ
Angenieuxというレンズを一度使って見たいと思っていましたが、改造された怪しいカメラに付いているせいで、お安いお値段で出ていたので思わずGETしてしまいました。
とりあえず、このレンズに似合いそうな風景を探して試写してみたのですが、良いですねー。私は好きです、こんな感じ。
描写が好みであれば、ミニスピグラに付け替えて、距離計を連動させようと思っていたのですが、割と目測の歩留まりがよかったので、このまま蛇腹カメラで気軽に使ってみようかなー、なんて考えております。
投稿: kk | 2006年11月13日 (月) 00時16分