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2006年10月21日 (土)

チョウセンアサガオに誤解も多いが、毒があるのは同じ事

Img_0082_w Camera : Canon 5D, Lens : Zuiko 21mm F2

まず、表題の写真の花はDatura meteloides、アメリカチョウセンアサガオと言います。日本名のチョウセンアサガオは外来のアサガオに似た花くらいの意味で、これを使った植物名にはチョウセンアサガオ、ヨウシュチョウセンアサガオ、ヤエチョウセンアサガオ、コダチチョウセンアサガオ等があります。

このうち、チョウセンアサガオDatura metelは華岡青洲が麻酔に使用したことで有名で、この植物群の代表のように使われますが、実際のには栽培が難しく、園芸的に見つけることは困難で、確実に花をみる為には、薬用植物がある植物園に行く必要があります。

ヨウシュチョウセンアサガオDatura tatulaはチョウセンアサガオによく似ていて、園芸的にまた雑草としてよく見かけますので、この花をチョウセンアサガオと思われる方もいると思いますが、違う植物です。しかし、花は何か清楚な感じがして、私は好きな花です。

ヤエチョウセンアサガオDatura fastuosaは園芸店でよく「ダチュラ何とか」例えば紫色の花ならば「ダチュラ パープルクイーン」と言う名前で売られる植物で、少し甘く、くどい感じの香りがあります。

コダチチョウセンアサガオ Brugmansiaはいわゆるエンゼルトランペットのことですが、この植物は、そもそもが別物でダチュラ属では無いので、後日また別表題で記事を書きます。

そして、アメリカチョウセンアサガオです。実はこの花が日本におけるダチュラの中心勢力ではないでしょうか、表題の写真も雑草化したものです。花は夕方から咲き始め、甘く、爽やかな感じもする、しかしザラザラとした香りがします。エンゼルトランペットと似た感じの香りです。開花シーズンも似ていて夏から咲き、盛夏は休みまた初秋から晩秋まで咲きます。香りは良いのですが、一種の胸苦しさがあり、夏よりは秋に合う香りだと思います。

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コメント

毒草には惹かれるものがあります。まして美しい花には〜があると言われるほどでなおさらです。さて漢方薬関連の本を流し読みしてみると、華岡青洲の処方は数多く現代でも医薬品として使われていることに驚かされます。もちろん有名な麻酔はもはや使われませんが、現代に通じる創薬センスには感服させられました。

投稿: lensmania | 2006年10月27日 (金) 19時54分

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