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2006年9月30日 (土)

Kinoptik Paris 100mm F2 Rolleiflex SL66 mount

Img_2065_w_1 Kinoptik Parisは本来、16mm、または35mmムービーカメラのレンズを作成していた、メーカーですが、35mm一眼レフ用にもAlpa用にレンズを提供しておりました。実は、これらのレンズは現在でも新品が手に入ります。しかし、お値段はきっと、お高いものなのでしょうね。

私のレンズは、おそらくアリフレックス用に提供されていたレンズをRolleiflex SL66用に改造したものです。Kinoptikの100mmはイメージサークルが大きいのでこんな改造もアリなのですが、見事な細工にもかかわらず、Rolleiflex SL66自体がポピュラーなカメラでは無いので、この改造によって、このレンズとしては安価な価格で手に入れることが出来ました。私にとっては天からの授かり物でした。

このレンズは開放から6x6をカバーします。ちょっと周辺のボケが怪しいかなーとも思うのですが、もともとこのレンズは35mmで撮ってもボケの部分の周辺は怪しい時があるので、こんなモノなのでしょう。

私はもともと接写用にこのレンズを考えていましたので、なるべく絞って使います。それでもF11以上に絞ると回析が出てきてコントラストが落ちるのでF11以上には絞りません。

また、このレンズはフィルター枠が特殊なサイズですので、私はステップアップリングをパーマセルで貼り付けて、ブロニカの蛇腹フードを取り付けて使用します。このフードはこのレンズにとって必需品であるのです。

Img_0006_w このレンズは私が花を撮るのに最もよく使用するレンズなので、作例はBlog中に転がっています。ただ、開放で撮ったものは無いので、RolleiのAdaptar 35/66プラスSL35-EOSのアダプターを使ってEOS5Dで、さっき近くにいた猫を開放で撮った作例を左に載せてみました。光源は蛍光灯、白熱電灯、装飾電球が入り乱れているのですが、何となくまとまってしまうところがデジですね。

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コメント

月に一度の訪問です(汗
当家のPCではタイトルしか表示されません。出先で拝見するのを楽しみにしています。
感想といえば、もう何も申し上げることはないくらいにうらやましい。

投稿: lensmania | 2006年10月14日 (土) 20時23分

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