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2006年6月25日 (日)

Bunch of Ektar lens

Img_7450_w 昔E-bayで、Bunch of  Ektar Lensというタイトルで、訳のわからないレンズが大量に売りに出され、良くわからないまま、適当なプライスをビットしました。
結局、その商品は競合者が現れず、最低価格で落札し、早速、出品者に運送費を問い合わせ、代金を送付しました。しかし、代金を送付したものの品物は現れず、やられた、と思ってあきらめた3ヵ月後、それは家にやってきました。

それは、頑丈な箱に詰められ、一人では持てないくらい重く、動かすと金属が擦れる音がしました。地雷でも送られてきたのかなぁと思って恐る恐る開けると、新聞紙に包まれた金属パーツがごろごろしてます。良く見るとその中にはレンズらしきものが埋まっています。そう、これがあのBunch of Ektar Lensだったのです。

出品者は、送付先を国内限定にしなかったことを呪いつつ、仕方なくこの超ヘビーなパックを船に載せたものと思います。荷物は落札者の疑念をよそに、太平洋をどんぶらこ、どんぶらこと、旅していたのでした。

それからしばらくの間は、金属の台座からレンズを外す作業で、結構な時間を遊ばせてもらいました。どうもこれらは、自動プリント機か何かにすえつけられていたレンズのようです。

太さ約40mmのねじを切った鏡筒に前後から、前玉、後玉をねじ込み、鏡筒のねじをそのままマウントにねじ入れます。微妙なバックフォーカスの調整の為のフィルターが前玉にねじ込まれ、微妙な明るさの調整の為、絞りに相当する金属の輪が前玉と後玉の間に入れられています。

レンズの構成はテッサータイプで、焦点距離は5mm刻みくらいで各種用意されていたようです。

レンズはほとんどがEktarですが、OlympusとFriedrichというメーカーのものも混じっておりました。特にFriedrichは美術関係の印刷用に使われていたようで、台座に注意書きも残っていました。

Img_7890_w これらのレンズたちは、ペンタックス67にL39のレンズを装着するアダプターに載せ、パーマセルで固定して、ヘリコイド接写リングに付けて使っております。ペンタックス67からEOSへの変換アダプターを追加すればCanon5Dでも使用できます。

Img_7899_w 左の作例の上の写真はPrinting Ektar 96mmF4.5で撮ったもの、下の作例はAME100mmのF4.5くらいで撮ったものです。ちょっとしたお遊びでやったことなので、三脚など使っていませんから、条件が異なります。シャッター速度はEktarが1/500、AMEが1/800なので、AMEの方が実際はF5くらいの絞りだと思います。この作例では、AMEの方がクリアーでヌケが良いのですが、それは当たり前の事で、別の見方をすれば、写真を撮る為のレンズではないPrinting Ektarは大健闘していると言えます。

この作例は35mmフルサイズデジタルで撮ったものですが、Printing EktarのマウントからEOSへのアダプターを外せば、そのままペンタックス67で撮影出来ます。

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