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2006年5月28日 (日)

S-planar 120mm F5.6 三種

Img_5107_w これまで日曜日には、カメラに関する事をネタにしてきたので今回も。

というか、何故か「花の香り」に関するBlogなのに、カメラの事を書いた記事の方が来訪者が多いので、なんとなく止め辛くなって来たのですね。

このBlogは唯一、「中判への誘い」と言うカメラ関係のホームページからリンクをしてもらっている為かも知れません。Blogを書く以上、誰も来てもらえないより、来てもらったほうがよいので、ありがたいことです。

私的にもカメラのことはダラダラと書けるので気が楽なのです。この季節にはこのカメラなんて制約もないし。旬を逃すなんてこともないし。そもそも私が使っている撮影機材のほとんどが、現在製造されていない古いものなので、旬はとっくに過ぎているものばかりですから。

今回はS-Planar 120mm F5.6。Zeissが作った、中判で接写を得意とするレンズでした。現在はMacro Planar 120mm F4として改良されたものが、HasselbladかRolleiflexSL6XXX系で使われているハズです。

昔のS-Planar120mmは、左の写真にあるような引伸ばしレンズ用、真中のRolleiflex SL66用、右側のHasselblad用の三種類がありました。作例は過去ログにも、これからも沢山出てきます。なにしろ中判マクロレンズの基本となるレンズなので。

最近のマクロレンズは遠距離も得意とする万能レンズが多いなかで、このレンズは明らかに近距離に特化したレンズです。ある程度の距離以内であれば、どのレンズもかなわない、ピント面の切れとボケの美しさを持っていると思います。

その為、このレンズは主にコマーシャルのポートレート用に使われてきたらしいです。花や虫のアップではなく、きれいなお嬢さんが主な対象となってきたようです。

私の場合、きれいなお嬢さんを撮る機会など無いですから、もっぱら花や虫を撮るのに使うことになるのですが、不思議なことに、接写が得意なRolleiflex SL66でさえ、このレンズで拡大写真を撮るのは使い辛いものがあります。

接写でなら、45辺りで使うのが適当なのかも知れません。その意味で、引伸ばし用のS-planar120mmは、等倍近くで45をカバーします。

このレンズは、引伸ばし機で使う時の絞りのユニットを交換して、0番シャッターを組み込むことが出来るのです。

私のレンズにはSEIKOの0番シャッターが付いています。接写で使う為、絞り込んで使うことになるのですが、どうせなら五角形の点光源ボケより円形の方が良いので、Comparの0番かCopalの0番に変えて試して見ました。

ところが、前玉と後玉の距離が微妙に変わり、描写がいまいちなので、現在はSEIKOの0番に戻しております。

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コメント

カメラ関係の訪問ばかりでなんだか申し訳ありませんm(__)m
植物の記事も勿論非常に楽しみにしているのですが,私にはコメントする知識もさんスモなくって (^^;)

さて120って伸ばしレンズだったんですか!!!
以前120単体レンズは持っていましたが,シャッターに入ったものしか見ていないので,てっきり2x3用のマクロレンズとばかり思っていましたよ.
私の中でS-Planarの地位がComponon-WAと同じレベルに落ちた瞬間です....(爆)

投稿: lensmania | 2006年5月28日 (日) 09時21分

もちろん、超高性能引き伸ばしレンズなのでしょうけど。

等倍専用のコピーレンズがS-Planar74mm。このレンズは等倍で、6X6までをカバー。それより焦点距離が長いものがS-Planar120mm。
ZeissのHPに、「最良のプリントをするには」とかという表題で以前紹介されておりました。
120mmは、0番シャッターが使えるハズなのですが、前玉が完全にねじ込まれなかったり、後玉が完全にねじ込まれなかったりします。
実は、シャッター付の方が少なく、さらにぴったり合うように調整されているのは極めてマレだと思います。
引き伸ばし機用のレンズは、円形の美しい絞り羽をもっていて、フォーカルプレーンシャッターが使えれば、引き伸ばし機用絞りユニットのままで使った方が良いと思います。

投稿: kk | 2006年5月28日 (日) 21時40分

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