カロライナジャスミンは良い香りなのだけど、毒あります
カメラ:Canon5D レンズ:Apo Macro Elmarit 100mm F2.8 (トリミングしてます)
以前、ある園芸店の通販のカタログに、カロライナジャスミンを紹介して、ジャスミン茶にどうぞ、とありました。馬鹿言ってんじゃないよー。どうせ誰かがもうクレームしてるだろうけど、万一誰もまだ注意していない場合に備えて、思い切りクレームしました。本当に危ないと思ったので。
「3年前のカタログに、良い香りがあると言うことで買ったxxは全くダメだった。でもそれは良い。2年前のカタログで注文したxxxは半分枯れた状態で届いた。それも、もういい。去年のカタログで注文したxxxは結構早くに注文したのに品切れだった。それも、もう忘れた。でも、今回のカタログはダメだ」と。
こんな話を思い出したのは、先日、カロライナジャスミンの花をお茶に入れて飲んだ人が食中毒で入院したという記事を読んだからです。運が悪けりゃ死ぬ、本当に危ない事なのです。
もちろん、カロライナジャスミンに罪は無く、紛らわしい名前をつける人間に罪があり、さらに、頭痛、不眠症に良いなんて、紹介する人間はもぉーっと悪い。確かに毒は場合によっては薬に変わるかも知れません。ですが基本は毒です。危ないです。
そもそも、ジャスミン属では無いのにジャスミンと言う名前がつくのは、ジャスミンに似た香りからだそうです。でも実際はジャスミンとスズランを混ぜたような香りで、本当のジャスミンには無いタイプの香りです。
この花は早春、行灯仕立ての鉢花か、もっと質素な鉢花で市場に出回り、これを地植えにすると、支柱をたどってよじ登り、翌年にはかなり大量の黄色い花を4月か5月の初めに付けます。丈夫で、上昇志向が強い黄色の花を、家の西側に一株どうでしょう。
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