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2006年5月18日 (木)

下品なくらい強力な羽衣ジャスミンの香り

Img_3320_w カメラ:Canon20D レンズ:EF10-24

4月、5月は香りの良い花が多く、バラの紹介が出来ないばかりか、かなりの取りこぼしがあります。がんばらなくては1年で終わらない。でも何の為?。

ともかく、今回は羽衣ジャスミンのご紹介。どちらかと言うと日本の園芸名に否定的なことが多い私ですが、このネーミングは見事だと思っております。羽衣ジャスミンの正式名はJasminum polyanthum沢山の花が咲くジャスミンという意味です。

実際、この蔓を地植えすると、数年で、開花期には羽衣をかけたように、白い花で覆われます、蔓の成長が早く、いろいろなものに絡んでよじ登り、5月に一斉に花を咲かせます。

同じような蔓に、Jasminum officinalがあり、その選抜種のグランディフローラはエッセンシャルオイルを採るために栽培されますが、花は夏から秋にかけてポツリポツリと咲く性質で、耐寒性も劣ります。

花を手で摘んで、エッセンシャルオイルを作るのだから、普通に考えれば、ポツポツ咲くグランディフローラより、一度に大量の花が咲く羽衣ジャスミンの方が効率は良いハズです。なのに何故そうならないのか、答えは簡単、香りの質がエッセンシャルオイル向きでは無いからです。

香りの強さだけで言えば、羽衣ジャスミンの方が強いのですが、高温、多湿、無風の時などは鬱陶しく感じるような、くどさが香りの質にあるのです。人によっては動物臭を感じる人もいるでしょう。ほんの少しの差が決定的に異なる印象をもたらすのは、本能と密接な香りの世界ならではの事ですね。

花はとても可憐な感じなので、もう少し香りが弱ければ、もっと自由にこの羽衣を家の周りに掛けれるのですが。

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