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2006年5月11日 (木)

スズランの香りで幸運を願う

Img_6587_w カメラ:Canon5D レンズ:Zuiko Macro 50mm F2

バラ、スズラン、ジャスミンは三大芳香花と呼ばれますが、このうちスズランにはエッセンシャルオイルが無く、花の香りを楽しむためには、花のシーズンに生花を手に入れなければなりません。

何時がこの花のシーズンなのか、それは、5月1日のスズランの日が一つの目安になると思います。スズランの日というのはフランスに昔からある伝統で、この日にスズランをもらった人は幸せになるという事です。

と言うものの、最近花屋さんが言い出した、5月1日のスズランの日というのは、花屋さん業界が作った宣伝の為の絵空事と、私は思っていました。日本で、鉢植えのスズランは3月から出回りますが、野生のスズランが咲くのは6月です。フランスで、温室栽培が一般に行われる以前から、伝統的に5月1日にスズランの花を贈る習慣あったとは思えなかったのです。

ところが、少し調べてみたところ、これは本当でした。フランスでは、4月の後半から森に野生のスズランが咲き、この花を探して大切な人に贈る、美しい習慣が昔からあるようなのです。このことは、
http://www.geocities.jp/bourgognissimo/Fleurs/divers/1_printemps.htm のHPに詳しく乗っています。このHPの管理人さんは、記事の転載を快諾してくれたのですが、ここに転載するより、先方に飛んで見てもらった方が、より詳しく、多くの情報が見れるのでお勧めです。表玄関はこちら、http://www.geocities.jp/bourgognissimo/

もともと、フランスをはじめ欧州に自生するドイツスズランは、日本のスズランより早咲きです。また、日本スズランは暑さに弱く、日本でも高地か冷涼な所に自生しているので、開花がより遅く、6月になってやっと開花しているだけで、スズランは基本的には5月の花なのです。

私は密かにスズランの日が、日本でポピュラーになってくれるのを願っております。なぜかというと、5月2日以降に売れ残りの花が、安く買えるかも知れないじゃないですか。スズランの香りを楽しむにはスズランの生花が必要。その生花が手に入れやすくなるのは大歓迎なのです。

もし、エッセンシャルオイルを作るとしたら、1mlで百万円単位の価格になるという、スズランの香りが数百円で楽しめるとしたら、それは1年のうち、少しの期間だけの贅沢として、嬉しいですね。

<注意>実はこの写真を載せる事に、ためらいがありました。子供ならコップの水を誤飲しただけで、命の危険があるからです。くれぐれも気をつけて。

ただ、スズランは、こんな感じで素っ気無く扱われたほうが可憐に見えるのですね。コップに一輪挿して、どこかに置くと、置いた場所の数だけドラマがうまれそうな花って他に無いですね。

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