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2006年5月 9日 (火)

風に揺られる藤の香り

Fuji_w カメラ:Hasselblad SWC レンズ:Biogon 38mmF4.5 フイルム:E100VS

世の中には、ちょっと支柱に絡みついただけで、引っこ抜かれるヤブガラシみたいな蔓もあれば、絡みつく棚まで用意してもらっている藤みたいな蔓もあります。

私はその差別を非難したりしません。できればいつかは、私も藤棚を持ってみたいものです。藤棚に垂れ下がる藤の花穂から甘い香りがそよ風に乗って、縁側で昼寝をしている鼻孔をくすぐる絵など、贅沢の極みに思います。

そもそも、フジと言う名前は花穂が風にかれて、花びらがはらはらるところから来ているくらいですから、花穂が風に揺られる姿はこの花の本来あるべき姿なのです。

その姿にフジと名前をつけた、先人のセンスの良さにも驚嘆ですが。

藤棚で風にユラユラ花穂を揺らす藤は、大抵の場合、花穂が長く、伸長が良い野田藤と思います。ただ、花穂が短く、左巻きに蔓が巻きつく山藤もありです。花穂が短くても、花が一斉に咲く姿は美しいですから。

藤棚というものは、長い花穂を垂らせて藤の花を観賞する為にあるものなのでしょうが、この写真の民家にお邪魔して、藤棚は素晴らしいサンシェードになることが解りました。冬は、落葉し日光を入れ、夏はグリーンの柔らかいフィルターを通して日光を和らげ、気持ちの良い日陰を作ることが出来るのですね。

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