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2006年5月30日 (火)

ウケザキオオヤマレンゲに萌えてみる

Img_3679_w カメラ:Canon20D レンズ:Tamron 28-75mm Di トリミングしてます

ウケザキオオヤマレンゲ(受咲大山蓮華)は、ホウノキとオオヤマレンゲの自然交配種とされます。確かに、ホウノキとオオヤマレンゲの両方の特性をもっているのですが、どちらかというとホウノキの血のほうが濃いような気がします。

Img_3615_w ホウノキ

Img_3659_w ウケザキオオヤマレンゲ

Img_6772_w オオヤマレンゲ

花も名前の通り上を向き、開花時期もホウノキと同じような時期です。オオヤマレンゲから受け継いだと思われるところはめしべの色が緑色であるところと、ホウノキの花の香りが、ホウノキに比べて清涼感が強いことです。

ホウノキの花は、まったりと美味そうな香りであるのに、ウケザキオオヤマレンゲの花はクスノキの花から発せられるような、鼻孔を軽く刺激するような香りが混じります。とは言っても、ほんの少しの違いですけど。

ところで、もともと交配種なのであれば、交配比率を変えて行けば、理論上、ほとんどオオヤマレンゲに近いウケザキオオヤマレンゲも、あり、です。このタイプの園芸種は、庭にウケザキオオヤマレンゲが欲しい人に歓迎されると思います。

ホウノキは良い木ですが、木が大きくなり、高い所に花を咲かせるので、花が鑑賞し辛いことがあります。どちらかと言うと里山向けの木です。

ウケザキオオヤマレンゲは、通常それよりも小さく、公園の植栽にぴったりで、さらに小さな園芸種は、庭木になります。人間に近く優しく、朴葉何とかといったような生活感も無く、純粋に鑑賞向けで、萌えさせてくれるそんな木なのです。

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2006年5月28日 (日)

S-planar 120mm F5.6 三種

Img_5107_w これまで日曜日には、カメラに関する事をネタにしてきたので今回も。

というか、何故か「花の香り」に関するBlogなのに、カメラの事を書いた記事の方が来訪者が多いので、なんとなく止め辛くなって来たのですね。

このBlogは唯一、「中判への誘い」と言うカメラ関係のホームページからリンクをしてもらっている為かも知れません。Blogを書く以上、誰も来てもらえないより、来てもらったほうがよいので、ありがたいことです。

私的にもカメラのことはダラダラと書けるので気が楽なのです。この季節にはこのカメラなんて制約もないし。旬を逃すなんてこともないし。そもそも私が使っている撮影機材のほとんどが、現在製造されていない古いものなので、旬はとっくに過ぎているものばかりですから。

今回はS-Planar 120mm F5.6。Zeissが作った、中判で接写を得意とするレンズでした。現在はMacro Planar 120mm F4として改良されたものが、HasselbladかRolleiflexSL6XXX系で使われているハズです。

昔のS-Planar120mmは、左の写真にあるような引伸ばしレンズ用、真中のRolleiflex SL66用、右側のHasselblad用の三種類がありました。作例は過去ログにも、これからも沢山出てきます。なにしろ中判マクロレンズの基本となるレンズなので。

最近のマクロレンズは遠距離も得意とする万能レンズが多いなかで、このレンズは明らかに近距離に特化したレンズです。ある程度の距離以内であれば、どのレンズもかなわない、ピント面の切れとボケの美しさを持っていると思います。

その為、このレンズは主にコマーシャルのポートレート用に使われてきたらしいです。花や虫のアップではなく、きれいなお嬢さんが主な対象となってきたようです。

私の場合、きれいなお嬢さんを撮る機会など無いですから、もっぱら花や虫を撮るのに使うことになるのですが、不思議なことに、接写が得意なRolleiflex SL66でさえ、このレンズで拡大写真を撮るのは使い辛いものがあります。

接写でなら、45辺りで使うのが適当なのかも知れません。その意味で、引伸ばし用のS-planar120mmは、等倍近くで45をカバーします。

このレンズは、引伸ばし機で使う時の絞りのユニットを交換して、0番シャッターを組み込むことが出来るのです。

私のレンズにはSEIKOの0番シャッターが付いています。接写で使う為、絞り込んで使うことになるのですが、どうせなら五角形の点光源ボケより円形の方が良いので、Comparの0番かCopalの0番に変えて試して見ました。

ところが、前玉と後玉の距離が微妙に変わり、描写がいまいちなので、現在はSEIKOの0番に戻しております。

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2006年5月27日 (土)

奥ゆかしいオオヤマレンゲの香り

Img_6760_w カメラ:Canon5D レンズ:EF24-105 F4L

オオヤマレンゲ(大山蓮華)は、深山で6月から7月にかけて咲く花を報告されるべきかも知れません。残念なことに、私には経験が無いのですが、山でこの花の開花に出会ったら一生モノの記憶になることと思います。

それでも、あえてこの時期に紹介するのは、この後ホウノキとオオヤマレンゲの混血種のウケザキオオヤマレンゲを紹介したいこと。そして、私がこの花を観察している鎌倉の円覚寺や東京の神代植物園では、今、開花中である為です。

実は、私の家でも植栽してあるのですが、なかなか開花してくれません。同じような気候で開花している木を観察すると、もう少し大きくならないと花はつかないと思います。成長も遅そうです。

かといって肥料をどんどんあげるのは、この木に相応しくないし、枯れる恐れさえあるような気がします。特別なことはしないで自然に任せて、気長に待ちます。とりあえず、自然放任で枯れていないのですから。

この花の風情は、清楚、質素、素朴、控えめ等等、いかにも日本人が好きそうな表現で語られます。この花のどんなところがそうなのでしょう。深山に自生地がある、花付が良くない、開花がゆっくり、うつむき加減に咲く、純白の花びら、清らかな香りがあるというところでしょうか。

このうち清らかな香りについて、どのような香りかというと、コブシとクスノキの花を混ぜたような感じの香りです。コブシの持つ、少しの甘さと清涼感に、クスノキの花が持つ、爽やかな刺激を合わせて、全体を少し薄めたような印象です。

こんな香りがうっすらと、うつむき加減の純白の花から漂ってきたら、私のような古い日本人はイチコロです。季節には、大山蓮華を見なければ気がすみません。

写真は、鎌倉の円覚寺の松嶺院に植栽されている大山蓮華です。ここの大山蓮華は、お墓に向かう階段の途中にあり、坂道に植栽されているので、顔が届くすぐ近くに花を見ることも、運がよければあります。

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2006年5月26日 (金)

五月の風はクスノキの花で薫る

Img_6840_w カメラ:Canon5D レンズ:EF24-105F4L

日本を代表する巨木のほとんどがクスノキで、トトロの住処もクスノキでも、クスノキが無い北国で生まれ育った者には、クスノキは不思議な木に見えました。

楠木正成で有名な木。樟脳の原料となっている木。セルロイドを作った木。

そうか、これがあの有名なクスノキかと。ふーむ、自分も南国に住むようになったのだと。なにせ木へんに南と書く木が身近になったのですから。(本当は樟と書くのが正解らしいです)
今は横浜に住んでいるので、「そんな事は、やしの木の下で言え」と言われそうですが、北国で生まれ育った人にとてはクスノキで十分南国気分です。

この木は、学名でもCinnamomum camphoraと香気物質の名前を二つ連ねるくらいで、植物全体に香気成分を持っていて、実際、主幹、えだ、葉から樟脳が採れます。しかし、最も身近に香りを感じるのは5月頃咲く、半透明で黄緑色の小花から発する香りです。

この香りは、樟脳とは違い、鼻孔の奥で魂を優しくくすぐるような爽やかさがあります。風薫る5月とは、いろいろな花の香りが空気に混じり漂う様子なのでしょうが、街全体を広く覆うという意味では、クスノキの花の香りが一番でしょう。個々の花が目立たなく、しかし、大量にあり、乾いた空気に惜しげも無く、爽やかな香りを放出して行くイメージは気持ちの良いものがあります。

Img_7183_w カメラ:Canon5D レンズ:EF24-105mmF4L

もっとも、このイメージとは裏腹に、クスノキの香りを最も強く感じるのは、無風の夜です。この時の印象は、ウエットで、少し青っぽいもので、木の下を歩いていると、花の香りに染まって行きそうな感じにさえなります。

どちらのシーンにしても、香りのシーズンは一年でせいぜい2週間くらいで、この時にはせっせとクスノキ浴に出かけております。

昼と夜の2つのイメージを写真にしてみたのですが、さすがに、クスノキの花を写真に撮るのは難しいですね。

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2006年5月25日 (木)

何か美味しそうな、ホウノキの花の香り

Img_3613_w カメラ:Canon20D レンズ:Tamron28-75XR Di

ホウノキは大好きな木で、どの観点からこの大好きな木を紹介したら良いか迷っているうちに、出遅れてしまいました。

何が好きかと言うと、まず、大きな葉です。日本に自生する木で最大の葉だそうです。特に新緑の頃の美しさには、「萌えー」と(心の中で)叫びたくなるものがあります。

そして、この葉を使った伝統食。朴葉みそ、朴葉餅、朴葉すし。いかにも美味そうです。これらは、ホウノキの葉が大きいが為に食材を包むに使われたにせよ、大きいだけでなく、香りが良く、無毒である、さらに保存性がよくなるからです。

これらの伝統食に葉を提供するホウノキは、その花も素晴らしく美味そうな香りをもっているのですが、何か、ほんのり甘い、メロン系ミックスフルーツ有る時はバナナ風味の菓子ででもあるかのような香りです。

こんな香りの花が咲く木の葉なら、安心して食材を包めるのですね。

あと、木材としても、下駄の歯とか刀の鞘とか、日本の生活に欠かせない物の材料として使われてきました。

この木は、花が咲いてなくとも、その葉で確実に存在を確認出来ます。この木が群生している場所をいくつか知っているのですが、開花期に訪れてみたいと思いつつ、なかなか果たせません。

Hounoki_w カメラ:Hasselblad SWC レンズ:Biogon38mmF4.5 フイルム:E100G

この写真のホウノキは、新宿御苑のものですが、とても良い木です。普通ホウノキは高いところに花を咲かせて、たとえ開花期に訪ねることが出来ても、花を身近で見れるとは限らないのですが、この木は枝を垂れ下げて人間の身の丈の位置に花を付けてくれます。

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2006年5月24日 (水)

蜜の香りのユリノキの花は、カラスも大好き

Img_3528_w カメラ:Canon20D レンズ:EF70-200F4L

ユリノキは、いろいろな公園でみることが出来ますが。新宿御苑の木が大きく、また、下の方から枝が伸びていて、枝の先の花を間近で見るチャンスがあるのでお勧めです。

この木はユリノキとかチューリップの木とか呼ばれ、本心はどんなでしょうね。百合とかチューリップとか言うな。とか思っているのでしょうか。

しかし、残念なことに、この木の学名は Liriodendron tulipifera、百合の花の木の、チューリップのような花の木、とか言う意味ですから、初めから、それも正式に、百合とかチューリップとか言われている訳で、定めというもの、なのですね。

この木は、街路樹として、樹形も良いし、新緑も紅葉もイケルので、町並みをちょっと洋風に飾りたい時などうってつけの木だと思います。私もこの木の街路樹は好きです。

私の他にも、カラスがこの木を大好きです。花のシーズンにこの木の下にいると、上から枝付の花がパサパサと落ちてきます。見上げるとカラスが一生懸命枝を食いちぎっています。

どうしてでしょう?この木の花は枝の先端に付くので、体重の重いカラスは花のそばに止まれないのですね。そこで、枝ごと花をむしって、硬い枝のところに運こび、蜜をなめるのです。蜜をなめ終えた枝をカラスがポイ捨てするので、上から降ってくるのです。

おかげで、私も苦労しないで、落ちてきた花を拾っては、花の香りを確かめることが出来ます。新鮮な蜜の香り、少しの青っぽさがアクセントとなって爽やかです。

Img_3635_w カメラ:Canon20D レンズ:Tamron 28-75mmDi

そして、良い子はマネしてはダメだけど、カップ型の花の底に溜まって輝いている蜜を少し舐めて見ます。つまりカラスのおこぼれをいただく訳なのですが。すると、花の香りから想像した通りの、ほんのり甘く、爽やかな蜜の味がするのですよ。

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2006年5月23日 (火)

トベラの花の香りは、潮騒が似合う

Img_5101_w カメラ:Canon20D、レンズ:Zuiko Macro 50mmF2

トベラは日本での呼び名がそのまま学名(Pittosporum tobira )の一部に使われる、日本ゆかりの花木です。

何でも、トベラは扉に由来する名前で、異臭のある葉や枝を扉に刺して、魔よけに使われたからだ、ということです。何か、ドラキュラよけにニンニクを、門に掛けるのと同じような話ですね。

その異臭を持つトベラですが、花には良い香りがあります。ニワトコとかクサキとか、結構、枝葉と花で香りの使い分けしている植物は多いのです。

単純に考えて、自分自身を維持する為のエネルギーを作る葉は、臭い匂いを出して虫から守り、種の維持の為の生殖器である花は、良い香りを出して虫を引き寄せているのでしょうか。検証はしていないものの、植物は身を守る手段として匂いを使うことはよく知られていることです。

良い香りである、花の香りの方は、日本水仙を甘くしたような香りです。日本水仙の香りの特徴として酢酸エチルのような印象の香り成分がありましたが、トベラもまた同じような香り成分があります。

それは、偶然でしょうか、それとも、何か共通点があるのでしょうか。強引に共通点を探すと、これらの植物の自生地は海の近くであるということです。しかし、それはいくらなんでも、強引に過ぎる嫌いがありますね。

ただ、私はトベラの香りも、日本水仙の香りも潮風によく似合う香りだと思います。特にトベラの香りは、少し甘さがのっていて、この香りがすると、どこからかのどかな初夏の潮騒が聞こえてくるような気がします。

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2006年5月21日 (日)

Macro Planar 135mm F5.6 For Hasselblad lens

Macroplanar135mm_w カメラ:Graflex XL68変造カメラ レンズ:Macro Planar 135mm F5.6 T* フイルム:E100G

この写真をスキャンしながら、Macro Planar135mmの事を書こうか、芍薬の事を書こうか迷いました。

風薫る5月は、色々な香りの良い花が咲くので、紹介したい花が多いのです。でも毎日のように花を紹介していたら飽きるし、実際飽きてきたし。やっぱりMacro Planar 135mmですね。

Hasselblad用のMacro Planar135mmは、それ自身ヘリコイドを持たず、ベローズか、ヘリコイド付リングに付けて使用するようになっています。

その意味で、あまり接写倍率が高くないMacro Planar120mmより、マクロレンズ的です。そのくせ、120mmより、遠景の描写が良いような気がするのは私だけでしょうか。Hasselblad社の説明では、遠景も他のレンズより絞り込めば良い結果が出せるということでした。私的には絞り込めることは大歓迎です。何にでも使いたいレンズですね。

このレンズは、とにかくシャープな描写をするように思います。ガラスとか金属とか、そういうカリッとしたものをキチッと写したい時に最も威力を発揮するかもしれません。

もちろん、花を精密描写したい時も効果的です。

ただ、このレンズに使用するベローズは注意が必要です。このレンズとよくペアーになっている。丸い蛇腹のベローズは、シャッターのカバーがある503とか200系では、シャッターカバーとぶつかり装着できません。接写専用と割り切れば、接写リングをかませれば良いかもしれませんが、私自身は試していません。

ちなみに、hasselbladの初代、角型ベローズは現行型に装着できます。ただし135mmで無限遠は来ません。三代目のオートマチックエクステンションはもちろん現行型に装着でき、135mmで無限遠も来ます。

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2006年5月20日 (土)

オオシロソケイとエンゼルウイングジャスミン

Oshirosokei_w カメラ:Rolleiflex SL35E レンズ:Macro Planar 60mmF2.8 HFT フィルム:RVP

オオシロソケイもエンゼルウイングジャスミンも検索するとJasminum nitidumという学名を持ったジャスミンとしてヒットします。ところが微妙に違うので、私はオオシロソケイはエンゼルウイングジャスミンの変種ではないのかなーと考えています。

個人的には、淡白な印象のオオシロソケイの方が好みなのですが。

この植物は半つるの性質であるものの、日本で小木の鉢植えとして見かけます。ニューギニア原産で温室花木とされますが、横浜だと戸外で充分地植えが出来そうです。

エンゼルウイングジャスミンで一番印象に残るシーンは、フロリダのディズニーワールドで、地面を覆うように植栽されていた様子です。暖かいところでは、グランドカバーとしてちょうど良い植物なのかも知れません。

半つるで、常緑の葉は、水分不足に耐えそうです、夏の日差しに葉やけすることもなさそうですし、ポツポツと白い花が咲き、邪魔にならない程度の良い香りを持ちます。
なにより、天使の羽のような花を咲かせる木がグランドカバーなのは、よいセンスですね。

一方のオオシロソケイは、植栽としてはあまり見かけません。ある本でエッセンシャルオイルを採るために栽培される、と紹介されていて、私はその香りに期待して、捜し求めた一本でした。

今、私が言えるのは、その原稿を書いた人は、おそらくJasminum officinale grandiflorumと間違えたのだと思います。ソケイJasminum officinaleの中で、花が大きく花付が良いgrandiflorumがオオシロソケイだと思ったのでしょう。確かに、Jasminum officinale grandiflorumはジャスミンのエッセンシャルオイルを採る目的で、フランスを中心に栽培されていますが、オオシロソケイとは別物です。

花の香りは、エンゼルウイングジャスミンと同じように、乾いた感じの、くどさの無い、程ほどの香りです。

写真はオオシロソケイのものです。エンゼルウイングジャスミンの写真は、探せばあるのですが、整理が悪くて...。そのうち、追加します。

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2006年5月19日 (金)

カロライナジャスミンは良い香りなのだけど、毒あります

Img_6110_w カメラ:Canon5D レンズ:Apo Macro Elmarit 100mm F2.8 (トリミングしてます)

以前、ある園芸店の通販のカタログに、カロライナジャスミンを紹介して、ジャスミン茶にどうぞ、とありました。馬鹿言ってんじゃないよー。どうせ誰かがもうクレームしてるだろうけど、万一誰もまだ注意していない場合に備えて、思い切りクレームしました。本当に危ないと思ったので。

「3年前のカタログに、良い香りがあると言うことで買ったxxは全くダメだった。でもそれは良い。2年前のカタログで注文したxxxは半分枯れた状態で届いた。それも、もういい。去年のカタログで注文したxxxは結構早くに注文したのに品切れだった。それも、もう忘れた。でも、今回のカタログはダメだ」と。

こんな話を思い出したのは、先日、カロライナジャスミンの花をお茶に入れて飲んだ人が食中毒で入院したという記事を読んだからです。運が悪けりゃ死ぬ、本当に危ない事なのです。

もちろん、カロライナジャスミンに罪は無く、紛らわしい名前をつける人間に罪があり、さらに、頭痛、不眠症に良いなんて、紹介する人間はもぉーっと悪い。確かに毒は場合によっては薬に変わるかも知れません。ですが基本は毒です。危ないです。

そもそも、ジャスミン属では無いのにジャスミンと言う名前がつくのは、ジャスミンに似た香りからだそうです。でも実際はジャスミンとスズランを混ぜたような香りで、本当のジャスミンには無いタイプの香りです。

この花は早春、行灯仕立ての鉢花か、もっと質素な鉢花で市場に出回り、これを地植えにすると、支柱をたどってよじ登り、翌年にはかなり大量の黄色い花を4月か5月の初めに付けます。丈夫で、上昇志向が強い黄色の花を、家の西側に一株どうでしょう。

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2006年5月18日 (木)

下品なくらい強力な羽衣ジャスミンの香り

Img_3320_w カメラ:Canon20D レンズ:EF10-24

4月、5月は香りの良い花が多く、バラの紹介が出来ないばかりか、かなりの取りこぼしがあります。がんばらなくては1年で終わらない。でも何の為?。

ともかく、今回は羽衣ジャスミンのご紹介。どちらかと言うと日本の園芸名に否定的なことが多い私ですが、このネーミングは見事だと思っております。羽衣ジャスミンの正式名はJasminum polyanthum沢山の花が咲くジャスミンという意味です。

実際、この蔓を地植えすると、数年で、開花期には羽衣をかけたように、白い花で覆われます、蔓の成長が早く、いろいろなものに絡んでよじ登り、5月に一斉に花を咲かせます。

同じような蔓に、Jasminum officinalがあり、その選抜種のグランディフローラはエッセンシャルオイルを採るために栽培されますが、花は夏から秋にかけてポツリポツリと咲く性質で、耐寒性も劣ります。

花を手で摘んで、エッセンシャルオイルを作るのだから、普通に考えれば、ポツポツ咲くグランディフローラより、一度に大量の花が咲く羽衣ジャスミンの方が効率は良いハズです。なのに何故そうならないのか、答えは簡単、香りの質がエッセンシャルオイル向きでは無いからです。

香りの強さだけで言えば、羽衣ジャスミンの方が強いのですが、高温、多湿、無風の時などは鬱陶しく感じるような、くどさが香りの質にあるのです。人によっては動物臭を感じる人もいるでしょう。ほんの少しの差が決定的に異なる印象をもたらすのは、本能と密接な香りの世界ならではの事ですね。

花はとても可憐な感じなので、もう少し香りが弱ければ、もっと自由にこの羽衣を家の周りに掛けれるのですが。

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2006年5月17日 (水)

ハクウンボク(白雲木)の花は清涼だけど鋭い香り

Img_3451_w カメラ:Canon20D レンズ:EF70-200 F4L

日本で、ハクウンボク(白雲木)という木は、英語では、Fragrant Snow Bell。どちらのネーミングにも喝采を送ります。

学名はStyrax obassia。後の部分は、この木の別名のオオバチシャ(大葉萵苣)からそうなったのかな、と想像できます。これは、日本が原産地の一つである木です。昔から日本に自生する木には、日本語として美しい響きを持つものが多いと思うのは気のせいでしょうか。

ともかく、白い花が沢山咲く様子は、遠くから見ると白い雲が木にかかっているようにも見えます。また、近くから見ると、香りが良い、白いベルのような花をぶら下げる木なのです。

残念なことに、私は、野山でこの木の花を目にしたことは無いのですが、公園や街路樹にも使われているので、そこで見ることができます。

Img_3447_w カメラ:Canon20D レンズ:EF70-200mm F4 L

私の家の近くでは、港北ニュータウンの街路樹に使われており、花を見ることができます。地下鉄の中川の駅の近くなのですが、そこは白雲木だけでなく、ニセアカシアや桐も観察できる夢のような場所なのです。

それでも、開花期はあまり長くないので、ゴールデンウィーク中から、あたりをつけておくのですが、街路樹なので、満開の時はとても豪勢な姿を見せてくれます。

似たような花をつける木としてはエゴノキがありますが、開花の様子でゆくと、白雲木のほうが見ごたえがあります。花が終わって実をつける様子では、白雲木はいかにも重々しく、エゴノキの方に可憐さがありますが。

また、花の香りも非常に良く似ているものの、私は白雲木のほうが強く香ると思います。高い木に咲く花なので、落ちてきた花を集めて香りを確かめるのですが、ラベンダーと、ライラックを足して、甘さを抜いて、きつくしたような、清涼感が漂う香りです。ただ、大量に花を集めて嗅ぐと、頭がくらくらするくらい鋭い香りでもあります。

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2006年5月16日 (火)

カーネーションの香りを忘れないで欲しい

Img_6676_w カメラ:Canon5D レンズ:Macro Planar 100mm F2.8 AEG

母の日にカーネーションを贈る風習は20世紀初頭にアメリカで発生したものらしいです。何でも教会で、亡くなった母の追悼会を開き白いカーネーションを参列者にプレゼントしたのが最初とか。

この話に乗ったデパートが、風習を広め、赤いカーネーションと白いカーネーションの使い分けを行い、現在に至る。

もともとカーネーションは、南欧か地中海地方が原産とされるナデシコの一種で、人々に好まれ、栽培、改良が続けられ、16世紀には、カーネーションという名前が確立した草花です。

カーネーションの名前は、肉色の花という意味であるとか、冠を飾る花の意味であるとか由来は諸説あるようです。とにかく、はっきりしているのは、この花が中世の頃から人々に愛され、栽培されてきたことで、その理由の一つはこの花が良い香をもっていたからですす。

その香りはクローブの印象を一部に持ちながら、華やかで、滋味深いものです。中世ではワインの香り付けに使ったという話も、いかにも赤ワインの香りにコクをましそうで、それもアリと思われます。

にもかかわらず、最近のカーネーションには香りが薄いような気がします。路地ものの種で育てるタイプには香りの強さを歌ったものもありますが、せっかくこれだけの切花が出回るのだから、香りの強い品種があっても良いのではないかと思うのです。

Img_6612_w カメラ:Canon5D レンズ:Apo Macro Elmarit 100mmF2.8

おそらく、これは、母の日のカーネーションの呪縛にとらわれている為では無いでしょうか。実際、白い花のカーネーションに香りが良く気に入ったものがあっても、プレゼントにするには気が引けます。相手が、悪意の冗談と捉えるリスクが少しでもあれば、プレゼントは出来ません。代わりに、赤いカーネーションを鉢花で送ることになります。

母の日はカーネーションを普及させてくれました。品種改良は続けられます、でも香りのことも忘れないでほしいものです。

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2006年5月14日 (日)

Zuiko Macro 135mm F4.5 on Pentax 67

Zuikomacro135mm_w カメラ:Pentax 67 レンズ:Zuiko Macro 135mm F4.5 フィルム:RDP3

最近のマイブームはペンタックス67にベローズ用のZuiko Macro 135mm を付けて、スナップ写真を撮ることで、これが、なかなか気持ちよく撮れます。スナップと言っても、私の場合、街の中をクルージングする訳でなく、道端に咲く花や、公園の植栽をスナップしながら歩く訳で、遠近万能タイプのレンズは重宝するのです。

もともと、Zuiko Macro 135mm はOMシステムのベローズ用のレンズなのですが、OMシステムでも無限遠が撮影出来る設定でした。このレンズで星の撮影が出来るくらいですから、マクロレンズと言っても遠距離も得意とする万能レンズなのです。その意味で、HasselbladのMacro Planar135mmF5.6と同じようなもののはず。

Img_6547_w であれば、当然6X7をカバーするだろうと言う、勝手な根拠で、先に紹介したブロニカS2用を改造したベローズに装着して見ました。結果として、先の根拠は正しく無限遠から6x7をカバーしてました。

このレンズは、135のレンズとしても極めて優秀なレンズなのですから、6x7で使用した場合の期待は否が応でも高まります。果たして、最初にPentax67のファインダーを覗いた時から、そのクリアーな世界に驚き、それ以来、大のお気に入りになった次第です。

Pentax67には、100mmにスーパーマクロレンズがあるものの、135mmのマクロレンズはどちらかと言うと遠景用のレンズなので、あおりも使用できるこのZuiko Macro 135mmは、Pentax67で主力のマクロレンズになるものと思います。

Zuikomacro135mm_2_w ど開放の作例、フイルムはRAPF。

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2006年5月13日 (土)

桐の花は雅な香り

Img_6473_1_w カメラ:Canon5D レンズ:Mirotar 500mm F8

女の子が生まれたら桐の木を植え、嫁ぐときに桐箪笥を作って花嫁道具にする。美しく、情緒あふれる話です。そんなことから、桐の木が植栽されている家をみると、女の子がいるんだ、とそう思っていました。あの、もちろん深い意味はありません。

桐は中国が原産の高木で、その材質の特性から楽器の材料に使われていた木ですが、楽器を作る為の材料としてでしょうか、それとも、高貴な木であるという中国での扱いに対するあこがれの為か、平安時代には日本にも植えられるようになりました。

この木にとっては、これが運命の転機で、江戸時代の大火事を契機に、箪笥や、保管用の木箱として次々と用途が拡大され、その需要をまかなう為、日本国内だけでなく、他国まで日本への輸出という商業上の興味で大規模に植えられる木となりました。

米国などでは、商業用の管理下から逃げ出した木が、その生長の速さから、あぶない外来種として見られることもあるようです。残念ながら、そこには情緒あふれる美しい世界はなさそうですね。

どんなに素晴らしい植物でも、度が過ぎれば危ないものになる訳で、桐の木にとっては、女の子が生まれて、植えられ、一緒に成長を見守られるのが最も幸せな姿かも知れません。

この木は、藤の咲く時期か少し後に薄紫色の花を咲かせるのですが、藤が長い花穂をもって人に擦り寄ってくるのに比べて、孤高の高みに花をつけます。その為、花の香りを確かめるには落花した花を拾って確かめるのですが、とても良い香りを持っています。

もし、高貴で、雅な香りという言葉があったなら、この花の香りがぴったりです。

この花は、落下して、落ちた花びらを乾かしても、なお、かなりの香りを保留するので、ちゃんとした手順でドライフラワーを作れば、和室などには優れた装飾になるような気がするのですが、どうでしょう。

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2006年5月11日 (木)

スズランの香りで幸運を願う

Img_6587_w カメラ:Canon5D レンズ:Zuiko Macro 50mm F2

バラ、スズラン、ジャスミンは三大芳香花と呼ばれますが、このうちスズランにはエッセンシャルオイルが無く、花の香りを楽しむためには、花のシーズンに生花を手に入れなければなりません。

何時がこの花のシーズンなのか、それは、5月1日のスズランの日が一つの目安になると思います。スズランの日というのはフランスに昔からある伝統で、この日にスズランをもらった人は幸せになるという事です。

と言うものの、最近花屋さんが言い出した、5月1日のスズランの日というのは、花屋さん業界が作った宣伝の為の絵空事と、私は思っていました。日本で、鉢植えのスズランは3月から出回りますが、野生のスズランが咲くのは6月です。フランスで、温室栽培が一般に行われる以前から、伝統的に5月1日にスズランの花を贈る習慣あったとは思えなかったのです。

ところが、少し調べてみたところ、これは本当でした。フランスでは、4月の後半から森に野生のスズランが咲き、この花を探して大切な人に贈る、美しい習慣が昔からあるようなのです。このことは、
http://www.geocities.jp/bourgognissimo/Fleurs/divers/1_printemps.htm のHPに詳しく乗っています。このHPの管理人さんは、記事の転載を快諾してくれたのですが、ここに転載するより、先方に飛んで見てもらった方が、より詳しく、多くの情報が見れるのでお勧めです。表玄関はこちら、http://www.geocities.jp/bourgognissimo/

もともと、フランスをはじめ欧州に自生するドイツスズランは、日本のスズランより早咲きです。また、日本スズランは暑さに弱く、日本でも高地か冷涼な所に自生しているので、開花がより遅く、6月になってやっと開花しているだけで、スズランは基本的には5月の花なのです。

私は密かにスズランの日が、日本でポピュラーになってくれるのを願っております。なぜかというと、5月2日以降に売れ残りの花が、安く買えるかも知れないじゃないですか。スズランの香りを楽しむにはスズランの生花が必要。その生花が手に入れやすくなるのは大歓迎なのです。

もし、エッセンシャルオイルを作るとしたら、1mlで百万円単位の価格になるという、スズランの香りが数百円で楽しめるとしたら、それは1年のうち、少しの期間だけの贅沢として、嬉しいですね。

<注意>実はこの写真を載せる事に、ためらいがありました。子供ならコップの水を誤飲しただけで、命の危険があるからです。くれぐれも気をつけて。

ただ、スズランは、こんな感じで素っ気無く扱われたほうが可憐に見えるのですね。コップに一輪挿して、どこかに置くと、置いた場所の数だけドラマがうまれそうな花って他に無いですね。

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2006年5月 9日 (火)

風に揺られる藤の香り

Fuji_w カメラ:Hasselblad SWC レンズ:Biogon 38mmF4.5 フイルム:E100VS

世の中には、ちょっと支柱に絡みついただけで、引っこ抜かれるヤブガラシみたいな蔓もあれば、絡みつく棚まで用意してもらっている藤みたいな蔓もあります。

私はその差別を非難したりしません。できればいつかは、私も藤棚を持ってみたいものです。藤棚に垂れ下がる藤の花穂から甘い香りがそよ風に乗って、縁側で昼寝をしている鼻孔をくすぐる絵など、贅沢の極みに思います。

そもそも、フジと言う名前は花穂が風にかれて、花びらがはらはらるところから来ているくらいですから、花穂が風に揺られる姿はこの花の本来あるべき姿なのです。

その姿にフジと名前をつけた、先人のセンスの良さにも驚嘆ですが。

藤棚で風にユラユラ花穂を揺らす藤は、大抵の場合、花穂が長く、伸長が良い野田藤と思います。ただ、花穂が短く、左巻きに蔓が巻きつく山藤もありです。花穂が短くても、花が一斉に咲く姿は美しいですから。

藤棚というものは、長い花穂を垂らせて藤の花を観賞する為にあるものなのでしょうが、この写真の民家にお邪魔して、藤棚は素晴らしいサンシェードになることが解りました。冬は、落葉し日光を入れ、夏はグリーンの柔らかいフィルターを通して日光を和らげ、気持ちの良い日陰を作ることが出来るのですね。

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2006年5月 7日 (日)

Zenza Bronica S2用のベローズ

Img_6638_w 私の独断によると、Zenza Bronica S2用のベローズが史上最強のベローズであります。

どんな交換レンズでも、無限からピントが来るところがすごい。

シフト、ティルト、スウィングが出来るところがすごい。

これは、ボディと分離できるヘリコイドをボディ側に持っていたZenza Bronicaの構造によるところが大きいので、今後はこんなベローズは出現しないでしょう。と言うか、中判カメラ自体に新しいものはもう無いのでしょうが。

接写を行う者にとっては、この上ない便利なベローズなのですが、残念なことに、このベローズは、旧ブロニカの中でさえECや、ECTLのEC系ではもう使えないのです。

私はゼンザブロニカS2も持っているものの、ブロニカを使う時は、ECかECTLを使いたいので、ベローズはEC用のものを求めなければなりません。S2用のベローズを無理やりEC系に装着したとしても、シャッターが押せなくなるのです。

S2とEC系はボディの形状が少し違うので、S2用のベローズにスペーサーをつけてマイナーチェンジした物がEC系のベローズとして用意されていました。もっとも、これによってS2のベローズの魅力の一つであった無限からのピントが不可能になって、75mmの標準レンズで、4.2mから遠くにはピントが来なくなってしまったのですが。

ECTLが現役だった当時、フィルムバックが1個34500円、ベローズが29500円。現在の感覚でいうと、ベローズは信じられないくらい安めの料金設定でした。全く新設のフィルムバックに比較してS2用のパーツの流用ができた為でしょうか、それより、手作業部分が多いベローズが安かったのは人件費が安かった事が最大の要因だったと思います。

その当時、手作業の工程が入る製品はとても貴重であるという感覚がもっと一般的であれば、EC系のベローズももっと売れて、現在の中古市場に出回っていたと思われます。しかし、どうもあまり売れなかったと見えて、現在の中古市場では滅多に見かけません。

とにかく、結論として、私はEC系のベローズはまだ持っていません。その代わり海外のセラーからECで使えるという触れ込みで、騙されてS2のベローズは何度か買いました。

Img_6033_w そんなベローズのうち、Pentax67用に改造したのが右の写真です。この改造についてはまた機会があれば触れたいと思うのですが、カメラ側のマウントはPentax67、レンズ側は72mm、0.75mmピッチのネジにして、ステップアップリングを利用して大判レンズをつけられるようにしています。

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2006年5月 6日 (土)

三角葉アカシアにも良い香りがあります

Img_6109_w カメラ:Canon 5D レンズ:EF24-105L

横浜での季節は半月くらい過ぎてしまったのですが、今回は三角葉アカシアのご紹介。うかうかしていると、ニセアカシアが開花してしまうので、その前にアカシア一族のなかで、珍しく本当にアカシアと名乗る花木を紹介しておかなくては。

そもそも、アカシアという名前には、不思議な因果があるような気がします。一族を代表する人気者のミモザアカシアが、単にミモザと呼ばれるようになったり、一族の大半の種の生まれ故郷であるオーストラリアでは、別名のワトルという呼び方が主流であったり。ニセアカシアに遠慮して、本来のアカシアをあえてアカシアと言わないようにしているような気さえします。

三角葉アカシアはその中で、アカシアを名乗りながら人気を保つあたり、あっぱれなことなのですが、そのうち単にサンカクバとだけ呼ばれるようになるのではないかと心配です。ミモザが歩いた道を、三角葉アカシアもまた歩くのでしょうか。

そんな心配はともかく、三角葉アカシアは、庭木としてお得感があります。それは、

1.ミモザアカシアほど大木にならないこと。

2.三角の葉の為に、花が無くとも花材として使えること。

3.通常のミモザアカシア等の仲間より開花時期が後になること。

4.花には、房アカシアと同じような香りがあること。

5.葉の色が銀葉できれいであること。

です。私個人としては、ミモザと言いながら房アカシアを気にしている銀葉アカシアより断然お勧めしたい花木です。

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2006年5月 4日 (木)

リビングに優しいナスタチウムの香り

Img_6310_w カメラ:Canon5D  レンズ:Planar 85mm F1.2  (F2で撮影)

ナスタチウムは、手入れをして気温さえ合えば、一年中花が咲きます。夏越と、冬越が少し厄介なぐらいで、花柄をつんで、窒素分を含んだ肥料をあげすぎなければ、後は問題無しです。

たとえ、夏越、冬越に失敗して枯らしても高価な花ではないので、春と秋に鉢花を買えばかえってスッキリ花を楽しめるかも知れません。

この花はエディブルフラワーと呼ばれ、実も葉も全て食べることが出来ます。辛いので、私は好きではありませんが、アクセントとして料理の皿に飾りつけされていると、おしゃれな印象になります。

この花はハーブとして扱うこともあって、室内で育てる人も多いのではないかと思いますが、花の香りも室内で育てることにぴったりの香りです。

強すぎず、弱すぎず、偏りのない香りはどんな時も、長く触れていても、決して邪魔になりません。食べた時に辛いと感じさせる成分が、スッキリとした香りを演出するのか、特に人の集まるリビングでは、どんなアロマグッツよりも、自然で心地よい香りを提供してくれます。不要な時には香りを発しないということも含めてね。

Img_6308_w カメラ:Canon5D、レンズ:Planar 85mm F1.2 (F1.2で撮影、煩い背景をごまかす為にこのレンズを使ったのですが、開放だとさすがにボケ過ぎと思えます。デジだけど、せっかく2枚撮ったので、こっちも貼ります)

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2006年5月 1日 (月)

P-Planar 150mm F3.5 on Speed Graphic

Img_1715_w P-Planarレンズというのは、Hasselbladが作成していたスライド映写機PCP80の為に、Zeiss Ikonが作っていたレンズです。

PCP80にはこの外に、短距離、背面投射用のP-Distagon 75mmF3.5と長距離投射用のP-Sonnar 250mm F4のレンズがありました。

P-Planarは、PCP80の標準レンズとして、焦点距離、150mm 明るさ、F3.5で、大判用Planar 135mm F3.5と同じ4群5枚のレンズ構成を持っております。

Pplanar150_w カメラ:Speed Graphic 45 レンズ:P-Planar 150mm F3.5 フイルム:EPN

135mmのPlanarと同じ構成で、150mmならば、4X5をカバーするはずなのですが、果たして、4X5をカバーします。

ただ、残念なことに、レンズの口径が大きく、シャッターを組み込むのは困難でしょう。それでも、Zeissが作ったプロジェクターレンズが、どんな絵になるか撮って見たいという人は、フォーカルプレンシャッターを持つスピグラに付ければ、とりあえず写真は撮れます。

このレンズをデジカメで使ってみたことがありますが、135のレンズと遜色のない解像度を持っていた事には驚きました。

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