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2006年4月27日 (木)

ヒゴスミレの香りで酔っ払う

Img_6094_w カメラ:Canon5D レンズ:Apo Macro Elmarit 100mmF2.8

ヒゴスミレは、とても丈夫なスミレで、こぼれ種で増えるので、一株庭に植えると、翌年にはあらぬところに顔を出します。例えば、大切にしているバラの鉢の中にとか。

葉が独特の形をしている為、一目でそれとわかり、雑草を抜く手をとめて躊躇します。「この状態は続けては居れない、いつか思い切らねばならない、でも可愛いしなー」と。

結局、「バラが咲くまで寂しいし、いいか」とか言って放任することになるのですが、不思議なことに、バラの鉢は居心地が良いのか、結構丈夫に育ってしまいます。やっぱり、早めに移植してあげるべきでしょう。

ところで、この白く可愛らしい花を付けるスミレは、とても良い香りを持っています。その質はスイートバイオレットや、パルマスミレの化粧品系の香りではなく、何か食べ物系を連想させるものです。

肥後を冠する名前を持つものの、アジアの温帯域に広く自生するようですが、私は、この名前の先入観からか、その香りに醸造酒の香りをダブらせてしまいます。

もちろん、スミレはスミレなので、スミレが多かれ少なかれもっている、甘い香りの範疇からは外れません、アクセントとしてほんのちょっと、混じるかなーと言った程度なのですが。

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