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2006年3月21日 (火)

柊南天は雅な、鈴蘭のような香り

Hnanten_w 日本が原産地ではないものの、学名にJaponicaとつく物は意外と多いようです。このことについてはいつかレポートをまとめてみたいところなのですが、このヒイラギナンテンもそのうちの一つで、中国、台湾のあたりが原産地で、日本には江戸時代に入ってきたといわれる樹木ですが、学名はMahonia japonica と言います。

学名だけでなく、日本庭園の日陰には、当たり前のようにしっくりと似合い、万葉の歌に歌われても不思議はないと思われるほどです。

ヒイラギナンテンの名前は葉に棘があることから、ヒイラギ、花後の青黒い実のつき方が南天、合わせてヒイラギナンテンということですが、この花がとても良い香りなのです。

ただ、花期が沈丁花と重なり、派手な沈丁花の香りに隠れること、そして、黄色い小さな花が花穂の元からポツンポツンと咲いて行くことから、物量的にも不利なことで街ではあまり目立たないと思われます。

ただ、香りの質は良く、甘く、艶やかで、上品な香りです。この香りに最も近いものはスズランになると思われます。黄色い小花と白い小花の違いはありますが、小さな小花から漂うにふさわしい愛らしい香りです。

カメラ:Pentax645 レンズ:Tele Tessar 350mm F4 フイルム:RVP

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