最初はハクモクレン、春を告げるマグノリアの香り
カメラ:Canon5D レンズ:EF 24-105mm F4L(ハウステンボスのハクモクレン)
ハクモクレン、コブシ、シデコブシ、タムシバと似たような花が、爽やかな香りで日本に春を告げます。私はこれらの花を見るたび、同じ条件で同じところに咲いていたら、どの順番で花が咲くのだろうと考えてしまいます。
というのは、ハクモクレンは中国原産の花木で日本では庭木として植えられており、3月から花を咲かせている木を見つけます。あとの種類は基本的に日本原産の野生種なので、生えている場所によって、開花はマチマチですが、総じて遅く、山奥に咲くタムシバなどは6月になるところもあります。
もちろん、町の公園に植栽されている木はもっと開花が早いのでしょうが、これらの木は山里か、沢すじ、尾根で素朴に咲いている姿が好きなので、そちらの印象が強いのですね。
そして、町にはハクモクレンが似合っているような気がします。花が大きく、上を向き、強く剪定されても文句を言わずに花をつけます。この花は、強く剪定された木に、一輪、二輪だけ咲いてもそれなりに絵になる花だと思います。
また、香りに関しても、ハクモクレンの香りは、町に漂う春の陽気にゆらゆらゆれて、運ばれてきても似合う、そんな感じの「ゆるい」一面を持っています。
| 固定リンク
コメント
こんにちは。ミモザ参考にさせていただきました。私はもっぱらデジカメで街中や公園の木などのへっぽこ写真ばかり撮っていますが、静岡市では今年はハクモクレンは3月3日頃に開花しました。モクレンは3月9日頃、コブシは3月17日にはじめて発見しました。3月17日は静岡市で桜の開花宣言が出た日です。
投稿: Rocky03030 | 2006年4月 1日 (土) 15時43分
さすがに静岡は早いですね。今年のコブシはどうだったのでしょう。私の立ち回り先のコブシは今年はスカの年でした。
投稿: kk | 2006年4月 2日 (日) 21時50分