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2006年2月16日 (木)

梅に鶯は夢のような理想の光景

Umejiro_w 梅に鶯という言葉は昔から、良いものの組み合わせという意味で使われてきた言葉です。「うぐいす」を子供の頃聞いて育った世代では、早春に思わず口ずさみます。

「うめの 小枝(こえだ)で うぐいすは 春(はる)が来(き)たよと うたいます ホーホー ホケキョ ホーホケキョ」
だた、思い浮かべる光景は梅に目白の姿でした。

梅に目白の光景は、目白の好物が梅の花の蜜であることから、梅の花が咲く時、かなりの確立で出くわします。そして、梅の花の時期ではなくとも、花札で遊ぶ人は、年中みれるでしょうし、時には、その札が欲しくてしかたがない場合もあるでしょう。

この花札の図柄で、梅の枝に止まっている鳥の目は実は赤く塗られていて、目白ならぬ目赤なのですが、容姿から言ってあれは目白さんがモデルです。

では、昔の人は目白と鶯を間違って認識していたのでしょうか。私は断じてそんなことは無いと思います。昔、鶯や目白は現在とは比べ物にならないほど身近なペットだったので、認識は高かったし、野生状態でももっと多くの個体に出会うチャンスが多かったはずです。したがって、現代の日本人より昔の日本人のほうが、目白と鶯の区別は容易に出来ていたと思われるのです。

実際、和歌にも鶯がこの梅の木にきたら良いなあー、と言う意味のものがあり、日常の光景というより、一つの偶発的理想の光景として、思い描かれた様子が伺えます。

どうも梅に関して何か書こうとすると理屈っぽくなってしまします。それは北国で生まれ育った自分が、同時に咲く梅と桜の区別をすることが、この花との出会いだったせいかも知れません。

今は、暖かい関東に住んでいて、2月には梅の花が見ることができ、まだ冷たい空気のなかに広がる馥郁とした梅の花の香りも楽しめます。これは私にとって鶯が居なくても、贅沢な光景なのです。

カメラ:Canon20D  レンズ:EF300mmF4  トリミング有り

メジロって以外に目つきが悪いんです。

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コメント

先日はありがとうございました。

今、叔父から貰った梅の盆栽を育てています。

一昨年は、叔父の一番好きな白梅を枯らしてしまったので、今回は頑張っています。

私には、とても区別がつかないのですが、叔父に依ると、梅の香りも品種によってかなり違うそう。

やはり白梅の方が香り高いみたいです。

いつか、杏や林檎や梨の花の香りも知りたいです。

香りの中に埋もれたい。(^-^)

へんてこりんかな。(^-^)

投稿: ノラ猫 | 2011年10月26日 (水) 22時48分

ノラ猫 さま今晩は

梅干の味も梅の花の香りも南高梅が一番.....。
なんて思っております。やはり白梅に香りが高い品種が多いようですよ。

梅の花の香りは開花はじめが一番強いので、盆栽は全く理にかなった花の楽しみ方だと思います。いいなぁ。

私はいい加減だから、盆栽なんてとても無理。年末のホームセンターでは、いつも梅の盆栽とにらめっこするのですよ。

投稿: kk | 2011年10月26日 (水) 23時46分

こんにちは。

先日はありがとうございました。

梅の盆栽、今一輪ピンク色の花が狂い咲きで、咲いてしまいました!(^-^)

ちょっと水を切らしたら、葉が全部落ちてしまい、その後寒さが来て、再び秋の暖かさに戻ったので、春と勘違いしたみたいです。

80歳くらいの梅なので、大事にしないといけないのですが。

油断大敵。ヒヤヒヤです。枯らしたら大変!

はて、この一輪が、幸せを運んでくれたら嬉しいのですが。(^-^)

投稿: ノラ猫 | 2011年11月 7日 (月) 12時40分

ノラ猫 さま今晩は

この写真の梅も、元は盆栽らしいです( ̄Д ̄;;
盆栽は本当に維持が大変ですね。

昔、盆栽を奇形で自然に反すると言う人がいました。
その時はそれなりに、感じ入りましたが、今は全く別の意見。

盆栽は何十年、そして物によっては100年単位で大切に育てられた貴重な生き物。

大切にしてあげてください。

投稿: kk | 2011年11月 7日 (月) 21時30分

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